美寿羽楓の★女装学★ -4ページ目

ボディ補正でウエストを細く見せる着こなし

女性も女装子さんもウエストの細さに憧れます。そういう私も、ほっそりとしたウエストが欲しい一人。
今回は、バストとヒップの補正アイテムを用いてウエストが細く見える着こなしをご説明いたします。

 



一般的に女性の方が男性よりもウエストが細いです。男女で同じ体重でも、女性は男性のお洋服を着ることが出来ても、男性は女性のお洋服を着るのが難しいか、頑張って着てもデザインが歪んでしまいラインが崩れてしまうことがあります。この違いは男女のお肉と骨の形が異なる為です。
女性のウエストが細いのは、肋骨の形にあります。男性の肋骨は寸胴型なのに対して、女性の肋骨はⅤ字型です。バストからウエストにかけて斜めに絞られているのでウエストが細くなります。女性のウエストは肋骨のカーブのすぐ下で、おへそよりも高い位置にあります。男性のウエストは女性よりも下で、おへその上かやや下です。

現状の体型&体重でお身体に無理無くウエストを細く見せるのであれば、肩幅と尻幅を同じにする方法が簡単です。肩幅を狭くしてお尻を大きくすることで、コルセットやウエストニッパーで引き締めたウエストの細さが強調されます。

 


まずは肩幅。女性の肩幅はお尻の横幅とほぼ同じです。肋骨と同じく肩幅も男女で若干異なりますが、筋肉を鍛えて大きくした肩でない限り、肩幅が大きく見える原因の多くが猫背です。猫背を直して姿勢を正しましょう。背すじが真っ直ぐ伸びた良い姿勢からも、ボディラインの美しさが引き立ちます。猫背は筋トレやストレッチをして身体を整えたり、生活習慣を見直すことで解消できます。といっても、すぐに猫背を直すのは至難の業。女装をしている時だけ強制的に直すのであれば、猫背補正用のアイテムが役立ちます。
次に、お尻です。お尻はボリュームアップ用のヒップパッドがあると便利です。猫背を直した状態の肩幅と同じだけお尻の横幅を大きくします。
先ほどご説明したように「女性の肩幅はお尻の横幅とほぼ同じ」なので、肩幅が狭い方はヒップ補正だけOKだと思います。肩幅が広い方は肩幅にお尻の幅も合わせると、ぽっちゃり体形になってしまいますので、肩幅にもご注目下さい。

 

何よりも健康的なウエストサイズが一番。もし健康診断でウエストが大きすぎると指摘されていらしたら、ダイエットを心掛けたり生活習慣を見直して下さいね。女装を楽しむことが健康にもつながれば幸いです(*^-^*)

 

 

:備考:

今回使用した補正下着やシリコンパッドをご紹介します。どれもアルテミスにございますので、使い方などご来店時にお気軽に楓にお尋ねください。

 

 

ヒップアップガードル(側面&後方用)

 

お尻の側面&後方を大きくするパット

 

ウエストとお尻後方の凹み補正に使いました

 

ウエストニッパーでウエストラインを整えました

 

今回はシリコンパッドCカップを使用しました


 

日傘のススメ

今年の夏は例年よりも暑く、日差しも厳しく感じます。女装外出時は涼しい服装&場所を選ぶのが先決。太陽の下を歩く時には日傘も欲しいところ。

 


男女比で見ると、日傘を使うのに女性は抵抗が無いと答える方が90%以上に対して、男性は日傘をさすことに抵抗がある方が女性よりも多く、街中で日傘をさしている男性の姿は少ないです。その点から考えると日傘をさす行為は、どちらかといえば女性的なのかもしれません。


炎天下の女装外出で最も暑くなるのが頭です。ウィッグが熱を吸収し、熱と汗でウィッグ内が蒸れるので更に暑く感じます。そこであると便利なのが日傘。直射日光が頭を照らさないだけで体感気温はだいぶ下がります。
コンパクトに折りたためる日傘であれば収納も場所をとらず、持ち運びも便利。雨天兼用であれば突然の雨にも対応できます。
可愛い日傘も沢山販売されていますから、夏の女子アイテムの一つに日傘もご愛用くださいニコニコ

 

 

手の部分焼けを隠す方法

日焼けが気になる季節になりました。夏でも長袖をお召しになるお仕事をされている方は手首焼けが、半袖は腕焼けが気になる季節。お洋服を着ている部分と、着ていない部分とでお肌の色が全く異なってしまうと、女装をした時に気になってしまうと思います。今回は、部分焼けをしてしまったお肌を美白に魅せる方法をご紹介致します。
モデルさんの参考画像をご覧ください。手首焼けをしてしまったお肌も、この方法で簡単にお肌の色を戻せます。

 

 

 



使うお道具は昨年10月にブログにてご紹介したボディ用のファンデーションの「ワンデイブライトナー」、クリームファンデーション、フェイスパウダーです。PAMフェイスベールもあるば完璧です。

 



手順
1.手首から指側の日焼けをしてしまった箇所に、ワンデイブライトナーを塗ります。



2.次に、ワンデイブライトナーを1の部分と、腕全体に塗ります。腕にも塗ることで、指から腕までの全体の色むらをカバーできます。



3.日焼けをしている境目にクリームファンデーションを塗って、お肌の色をなじませます。



4.最後にフェイスパウダーで肌を整えます。フェイスパウダーをしないと、お肌がべたべたになるので必須です。フェイスパウダーまでの工程でもOKですが、長時間女装をされる時や夏場に女装外出をする時には、フェイスパウダーを施した後にPAMフェイスベールで肌をガードすればパーフェクトです。



ボディの日焼けもお化粧品で隠すことが可能ですが、何よりも日焼けをしないことが望ましいです。日頃から出来る範囲でUVケアを心がけて下さい(*^-^*)