今日の暑さはなんだか体に堪えました。
気温というより、湿度なのかな?
身体が重くて仕方がありませんでした;;;
さて昨日、ずっと読んでいた「昭和史」を読了いたしました。
- 昭和史 1926-1945/半藤 一利
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講演を口語体のまま本にしたものなので、かなり読みやすかったです。
半藤さんの主観的なところ(好き嫌い)も多いので、
これをこのまま全部信じるわけにもいかないとは思いますが、
昭和の前期の流れはよくわかります。
大恐慌から日中戦争~太平洋戦争への流れ・・・
この辺りは、なかなか恐ろしいものがありますし、
不況時、暗い世相時に望まれる「強いリーダー」が、
果たして本当にいいリーダーなのかどうか、我々は見極めていく必要があるなと、
痛く感じました。
歴史には学ぶところがたくさんありますね。
もちろんいろいろな考え方があると思いますので、
どこを学ぶかはその人次第だとは思いますが・・・
視野狭窄に陥ってしまうこと・・・
これはすごく怖いなと思います。
いろいろな方面からの分析をすること、各々専門家からの意見を聴くこと、
精神論に走らないこと、煽り文句に踊らされないこと・・・
とにかく一人一人がきちんと考えること!!
半藤さんは最後にこんなまとめをしています。
①国民的熱狂を作ってはいけない。時の勢いに駆り立てられてはいけない。
②抽象的な観念論を好み、自分に都合の良い目標をたて、空中楼閣を描くことは危険である。具体的・理性的な方法論を検討しなければならない。
③エリート小集団だけに絶大な権力を持たせることには弊害がある
④国際社会の中の日本の位置づけを客観的に把握しなければならない
⑤大局観のない、対症療法的な、すぐ成果を求めるその場その場でのごまかしはよくない。
わ~耳が痛くなります。
どこぞでの短所がまさにここに描かれているんです;;;(^_^;)
日本人って、そうなりがちなんでしょうか????
歴史にちゃんと学ばないといけませんよね・・・・
・・・というわけで、自分や周りを振り返るうえでも、
とても考えさせられる一冊でありました。
◆
今日は娘と一緒にDVDを借りてきて映画「アーティスト」を見ました。
去年?のアカデミー賞受賞作品ですよね?
今調べたら作品賞・監督賞・主演男優賞・・・5部門獲得しているそうです。
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作品全編がサイレントで描かれていて(厳密には最後だけ声が付きます)、
1930年代のアメリカのお洒落な感じが描かれているのですが、
ストーリー的にはどうなんだろう???
心情描写も意外と単純です(^_^;)。
評価は高いようですが、私はそこまで感じ入るものではなかったかなあ;;;
可もなく不可もなく・・・普通・・・という感じです。
ファンの方、ごめんなさいm(__)m。
この涙もろい私が、ホロッときませんでしたので・・・(^_^;)。
今の時代に、ここまでモノクロのサイレントを作りこんだ・・・と言うところは素敵だし、
「珠玉の作品」と言えるものだとは思いますが。
この映画の特筆すべきところは、なんといってもワンちゃんの演技がものすごいんです!!
かわいらしいし!!
本当にお利口なわんちゃんで・・・(*^_^*)。
また、サイレントなんてそうそう見る機会はないと思いますが、
口の動きを見たり、
なんて言ってるんだろう?・・・なんて想像しながら見ていく楽しさもありますね。
(あとで、重要なところだけ字幕が出るのですが・・・)
最後のふたりのタップダンスのシーンは素敵です。
ああ、よかった!!と、温かい気持ちになって、見終われるのはよかったです。
◆
さて、本を読む習慣をこうして取り戻せたら・・・と思います。
「思考」について考えます。
自分の立場がこうだから、こう考えなくちゃいけないかなとか、
どこか今まで考え方を狭めてきた部分があったような気がしました。
さっきの「昭和史」ではないですが、
いろいろな方向から検証することは本当に必要だと思います。
「こうだ!」と決めつけてしまうことは、問題があるかなと。
ものごとに「絶対」はないなと。
勢いに反して「NO」というのは、難しいことだと思います。
反対意見に耳を傾けるのも、なかなか難しいことだと思います。
私のようにフニャフニャした人間には、なかなかできないことではあるけれども、
ちゃんと考えていくことだけはしていきたいなと思います。
流されていくだけでは、知らないうちに取り返しのつかないことになっていくと思います。
原発のように・・・。




