降っている
物凄く、降っている
時折、小雨になる
普通なら中止・・・
しかし、風がない
九州の南の太平洋沖を進む台風18号から
元気な雨雲が供給され続け
水不足を一気に解消するかのような雨が続く
「それでも、やるよなぁ・・・」
そう、昨日、自転車連盟の理事長に尋ねたら
「そうですね、雨だったらやります。風が強くて危険だったら中止します」
「大会ですからね、大体、やりますよ」
そうなのか、やるのか、３０ｍｍ/ｈの降水量でもやるのか・・・
それでも小雨になる瞬間もある
８時集合だったが、７時前に家を出て、
７時２０分には到着
高校の顧問の先生に挨拶して
「やりますよね？」
「ええ、やりますよ」
今日は走るぞと、心を決めて
管理塔の軒下で雨がかからない
場所を選んで、ブルーシートを敷き、
３本ローラーを置く
テントを広げて雨よけにして
折りたたみ椅子を出す
設営していると、メンバーが徐々に集まってきた
まずは２００ｍTTハロン
高校生たちが、走って１０番目が私
小降りになっていた雨が、
私の順番になったら・・・
土砂降り・・・
「だからなんだ！？言い訳にはならんぞ」
と、鼓舞
そんなどしゃぶりの中でも
アップを走りながら作戦は考えてあった
３コーナーから踏み始めて
４コーナーで４０ｋｍアップ
ホームで４５ｋｍ
１コーナーでちょっと落ちて４０ｋｍ
ケツ上げて、５０ｋｍから掛け降ろす・・・
そんな作戦
スタートする
目論見の通りたぶん５０ｋｍで掛け降ろす
いい感じだ
３コーナーで脚が回りすぎ、
速度も６３ｋｍ
踏み心地が軽すぎたのと
土砂降りの雨の中の６０ｋｍオーバーで、
視界が効かない
恐怖感で
踏み足を抜いてしまった・・・
顔や身体の前面全てに強く、痛いくらいに雨粒が打ち付けてくる
・・・失速
結果、１２．３と言う情けないタイム
それでも悪天候が幸いしたか、３位入賞
次は、ケイリン予選
３組あって、上位２着が決勝へ
いつもと違ってこの大会は、
高校生などの登録選手と同じ土俵で戦わなければ成らない
予選と言えども油断は出来ないので
ジャンが鳴って先行勝負
１コーナーで先頭にたって
そのまま逃げるが、さすがに全国大会に出てる高校生
ゴール前で差されて２着勝ち上がり
決勝は、プログラムの最後
決勝前には、チームパーシュート
始めはチームスプリントに出る予定だったが、
CMMのチームパーシュートのメンバーが揃わなかったので、
急遽、境川クラブの団抜きに変更
そして、ギヤを変えなければ成らないチームスプリントは
不出場で、ケイリン決勝に絞る
それが良かったのか
団抜きは、高校生チームを抜いて、３位
当然、長田さんの予想を上回る頑張りと
すぎもっちゃんが地脚の強さを生かして５周曳いてくれたおかげだろう
すぎもっちゃんも今日３枚目の入賞
そして、最後はケイリン決勝
脚に疲労はあるが、
１本くらいは全力を出せそうな感触が残っていた
雨が止み、顔を覗かせた陽光が暑い
いつも言葉を交わす国体出発直前のいいづかくんに
「先行しろよっ」と声を掛けて、
スタートグリットへ
大腿部を平手で何度も叩いて
気合入れて
声出して、スタート
２番車位置だったが、
高校生たちのスタートが鋭い
先頭取れず、番手も取れず、
仕方なしに外を上がって入ろうとするが
突っ張られて並走
やっといいづかくんに
先頭に入れてもらって
入れ替わり
番手もらって、
絶好位置
青板、赤版とそのまま、
誘導が降りるとペースアップ
いいづかくん、先行体制
番手に着いて外から上がってきた高校生に突っ張る
最終周回
１コーナーいいづかくん、わたしのラインに外から
捲くりのラインが蓋をする
私は番手で塞がれた状態のまま
バックストレート
混戦の中、腕やら肩やら接触している
速度は５０km後半
３コーナーでいいづかくんの脚が終わる
私の位置取りは常に先行の右にオフセットしているので
ちょっと踏み込んで狭い中を前に出ようともがく
高校生が外から捲くって
先頭を取られた
速いっ
最終４コーナー勝負だ
やや右に出て
一気に踏み込む
どうだ！？
届くかー？
踏み込んだときの加速感が、
「差せるっ」
と、確信させた
ロードレーサーの部では、
ケイリンで、すがっちが３位入賞
１０００ｍTTで、あっしーが２位入賞
しました！
（CMM、真剣にバンクやったら速いのに・・・）
境川クラブのお約束写真
そして、お約束打ち上げ
ナチュラルグレース！
頂いた賞状
最後に役員・審判・高校の顧問の先生方、
応援いただいた方々、
大変な天候の中、一日有難う御座いました