3月11日追悼コンサート、と震災のこと。
間際のお知らせですが、今週末の11日日曜日、瓜破会館にて追悼コンサートをさせていただきます。
![$坂本美紀オフィシャルブログ「~平野でクラシック~mikiの気まぐれ日記」Powered by Ameba](https://stat.ameba.jp/user_images/20120307/06/artem-music/72/9c/j/t02200309_0800112311836851425.jpg?caw=800)
コンサートは18時半~ですが、16時半~17時半の間は、隣の瓜破霊園グラウンドにて追悼の夕べが行われますので、お時間のある方はこちらも是非足をお運びください。
追悼の夕べでは、被災地である釜石市からの復興に向けてのメッセージや、被災地から平野区に来られた方のメッセージ、絆の文字にキャンドルを灯して献花、などが行われます。
私たちも、追悼コンサートの前に、そちらの会場での演奏もさせていただきます。
もう、あの震災の日から1年が経とうとしているんですよね。
6年前まで、弟が高校生の頃野球留学でずっと仙台にいたので、宮城をはじめ、福島、青森、茨城などたくさんの知り合いやお世話になった人がいて、震災の日から数日間ほんとに眠れない日々を過ごしたのを覚えています。
震災が起きた日は、朝方まで知人の安否の情報を収集したり、少し眠れたと思っても、起きたらまたいろんな地域の地震の情報収集・・・
家族で常にメールや電話で、
『福島の○○は無事!でも家が流された!』
『仙台の○○は家族全員大丈夫!家には入れず、車で寝泊まりやって。』
『石巻に行ってる○○は、今から避難するって連絡があったきり家族とも全く連絡が取れない状態が続いてる。』
そんなやり取りばっかりで、寝ても覚めても震災のことばかり、の日々が続きました。
テレビを見ては泣き、何もできない自分に情けなくなって・・・
幸い、親しい知人は全員無事でしたが、知人の親族には津波によって亡くなられた方もいました。
家が流され、実際に避難所での生活を余儀なくされている知人。
なにか少しでもできることはないか?
と、考えて考えて考えて、平野区との共催で実現したチャリティーコンサート。
音楽仲間のたくさんの先輩、後輩に協力してもらって無事開催し、60万円の義援金を送ることができました。
前回の1回きりでなく、今年も同じ規模のチャリティーコンサートを開催できたらなと、企画中です。
東北方面にも実際行きたいと思っていたのですが、結局まだ行けていません。
私からすると、正直あっという間の1年でしたが、被災地の方々からすると、きっと『まだ1年』なんだろうなと。
被災地から離れた大阪にいると、つい自分のことに精一杯で震災について考えることが少なくなってしまいますが、こうしてちゃんと振り返って、自分にできることをもう一度模索する事がすごく大切なんだなと改めて思いました。
そして、考えるだけじゃなくて、ちゃんと実現すること。
11日辺りは稽古と本番でばたばたして、ゆっくりブログを書く時間がないと思うので、まだ1年経ってませんが思いを書いてみました。
11日の追悼コンサートでは、愛の挨拶・生命の奇跡・乙女の祈り・アヴェマリア・千の風になって・いのちの歌・彼方の光、などの震災のことに思いを寄せて演奏する曲と、
ノクターン・オーソレミーオ・乾杯の歌・サウンドオブミュージック・ふるさとの四季、などの名曲系のプログラムになっています。
入場無料で、18時半から1時間ほどの時間になっていますので、たくさんの方にお越しいただけたらと思います。
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コンサートは18時半~ですが、16時半~17時半の間は、隣の瓜破霊園グラウンドにて追悼の夕べが行われますので、お時間のある方はこちらも是非足をお運びください。
追悼の夕べでは、被災地である釜石市からの復興に向けてのメッセージや、被災地から平野区に来られた方のメッセージ、絆の文字にキャンドルを灯して献花、などが行われます。
私たちも、追悼コンサートの前に、そちらの会場での演奏もさせていただきます。
もう、あの震災の日から1年が経とうとしているんですよね。
6年前まで、弟が高校生の頃野球留学でずっと仙台にいたので、宮城をはじめ、福島、青森、茨城などたくさんの知り合いやお世話になった人がいて、震災の日から数日間ほんとに眠れない日々を過ごしたのを覚えています。
震災が起きた日は、朝方まで知人の安否の情報を収集したり、少し眠れたと思っても、起きたらまたいろんな地域の地震の情報収集・・・
家族で常にメールや電話で、
『福島の○○は無事!でも家が流された!』
『仙台の○○は家族全員大丈夫!家には入れず、車で寝泊まりやって。』
『石巻に行ってる○○は、今から避難するって連絡があったきり家族とも全く連絡が取れない状態が続いてる。』
そんなやり取りばっかりで、寝ても覚めても震災のことばかり、の日々が続きました。
テレビを見ては泣き、何もできない自分に情けなくなって・・・
幸い、親しい知人は全員無事でしたが、知人の親族には津波によって亡くなられた方もいました。
家が流され、実際に避難所での生活を余儀なくされている知人。
なにか少しでもできることはないか?
と、考えて考えて考えて、平野区との共催で実現したチャリティーコンサート。
音楽仲間のたくさんの先輩、後輩に協力してもらって無事開催し、60万円の義援金を送ることができました。
前回の1回きりでなく、今年も同じ規模のチャリティーコンサートを開催できたらなと、企画中です。
東北方面にも実際行きたいと思っていたのですが、結局まだ行けていません。
私からすると、正直あっという間の1年でしたが、被災地の方々からすると、きっと『まだ1年』なんだろうなと。
被災地から離れた大阪にいると、つい自分のことに精一杯で震災について考えることが少なくなってしまいますが、こうしてちゃんと振り返って、自分にできることをもう一度模索する事がすごく大切なんだなと改めて思いました。
そして、考えるだけじゃなくて、ちゃんと実現すること。
11日辺りは稽古と本番でばたばたして、ゆっくりブログを書く時間がないと思うので、まだ1年経ってませんが思いを書いてみました。
11日の追悼コンサートでは、愛の挨拶・生命の奇跡・乙女の祈り・アヴェマリア・千の風になって・いのちの歌・彼方の光、などの震災のことに思いを寄せて演奏する曲と、
ノクターン・オーソレミーオ・乾杯の歌・サウンドオブミュージック・ふるさとの四季、などの名曲系のプログラムになっています。
入場無料で、18時半から1時間ほどの時間になっていますので、たくさんの方にお越しいただけたらと思います。