こんにちは、さち先生です。お客様が一人、工作教室を都合で卒業されることとなり、同時にお一人待っておられた方が入会されることになりました。
昨日は、最後の日であり、初めましての日。
ドキドキと、寂しさの中、私もみんなに何と言ってよりか分からないままでしたが、
今日が最後の彼女は、最後の作品のタイトルと感想を書いて、
いつも課題が済むと弾きたがっていたアトリエの電子ピアノを、
昨日は存分に弾きながら、静かにラスト会を過ごしていました。
(サプライズとかは苦手な先生で、ごめんなさいね。)
「またポスターの課題はアトリエに描きに来ますから。」
と、言ってくれました。
これがお別れと、ハッキリはするつもりもない気持ちが嬉しいです。
ほんと、いつでも寄っておいでね。
みんなで、待ってます。
そしてなんと!
この生徒さんのお母さまが、この2年半のことを素敵に振り返ってFacebook記事にしてくださいましたので、本日は写真と文章を転載させていただきます。(感謝)
↓↓↓
◆中1娘、アート教室を卒業。
中1になった娘。
勉強や部活などで忙しくなってきたので、本人の判断で、5年生から2年半通ったアート教室を、今日で卒業しました。
先生は本田 さちさん。
少人数の教室で、絵を描いたり工作したり、いろんなチャレンジをさせていただきました。
たまには教室を飛び出して、
雁宿公園で桜の絵を描いたり。
名古屋の美術展に皆で出かけたりも。
いつも感心していたのは、子どものやりたいことに、できるだけ挑戦させていただけたこと。
何がやりたいか。
何を作りたいか。
何を表現したいか。
そのために、関心をもつきっかけを用意してくださったり、必要な技法や道具などのアドバイスをくださったりしつつ、いつも子どもの主体性を大切にしてくださいました。
4人のクラスだけど、みんな別のことをしていたり。
進めるペースもそれぞれ。
それに丁寧に付き合って、様子を写真で送ってくださったり、お迎えの時に様子を伝えてくださったり。
おかげで娘は、好きなことに、自分のペースでゆっくりと、取り組み続けることができました。
中学に入ってからは、ますます「好きなことができるリフレッシュの時間」になっていたけど、さすがに時間が足りなくなり、ここで卒業。
でもきっと、「何かを作る面白さを知る心」は十分に育っての卒業です^ ^
さち先生、お世話になりありがとうございました。
娘には「これが好き!」っていう純粋な気持ちを、これからも大切にしてほしいなぁと思います。
↑↑↑転載ここまで。
泣くでしょ、こんなの。
なんて素敵なご感想。
>いつも子どもの主体性を大切にしてくださいました。
そうか、さち先生は、そうなんだよね・・・。と自分でも再認識です。
心からやりたい事があれば、やってみればいい。を、”主体性”って言えば良かったんですね。いつか、使ってみます。(笑)
>「何かを作る面白さを知る心」は十分に育っての卒業です^ ^
これは、ママがいつも面白がって関心して見守る姿勢があったからこそ、しっかり育ったのではないかな?と推察します。
さち先生がしたのは、普段お家でやってる事や、あなたのこだわりは、即アートに活かせるんだよ。それがあなたの良さだよ。と、才能や個性を客観視させてあげることくらい。
どうしても、自分を低くみがちな思春期に、自分の現在地を客観的に知って、無理なく伸びていくことができる環境って得難いもの。
足掛かりがあれば、みんな気付けるのに。
特にアートの事は保護者様が伸ばしてあげたくても客観視が難しい分野。
「ママはアートの知識やセンスがないから。」
確かに、アートって言っちゃうと難しいかもしれませんが・・・
”本人が心から納得いくモノを作れたかどうか?がアートの全てだとしたら?”
「何かを作る面白さを知る心」は、実は知識やセンスがなくても、しっかり見守ってあげられるんです。
それでも、確実な現在地が知りたくなったら。
やっぱりその道のプロに見てもらうのが一番ですね。
”誰かと比べず。
昨日の自分から、どれだけ進んだかを確認する。”
そんなこと、実は大人にも、難しいんですけどね。
でもなるべくこの言葉を胸に!
これからも創作を楽しんでもらえたら嬉しいです。
それでは、少し寒くなってきましたが、年末に向けても皆さん元気にお過ごしくださいね。(^^)♪知多半島より、小さな自宅アトリエで工作教室を開いている、ARTエッグの、さち先生でした。