日本・そしてヨーロッパ各地でご活躍されているピアニストの
赤松林太郎先生が主宰されている「日本リスト・ピアノアカデミー」
この度ブタペスト市内でピアノマスタークラスが開催されています。
ちょうど次女のクラリネットの先生が、この会に携わっていて、
赤松先生ともお知り合いだそうで、
せっかくだから、長女も見てもらったら?とお声かけいただきました

場所はFerencvárosi Ádám Jenő Zeneiskola
という音楽学校で、行ってみてびっくり!なんとホールでのレッスンで
アカデミーの若手ピアニストさんたちのレッスン前に入れていただきました
赤松先生とは4年前、ハンガリーに来て初めて出たダヌビアタレンツのコンクールで
審査員を務めていらっしゃった先生から、表彰状とメダルを頂いたのが直接お会いした最初で最後。
翌年からオンライン切り替わってしまい、頂く賞状にはお名前があるものの、直接お会いしてお話できず残念に思って丸4年。
今回、急にレッスンを受けれることになり大喜び
しかも受験2週間前という、アドバイスをいただくには絶好のタイミング
先生のお言葉を一言一句聞き逃さないようにこっそり!?動画を撮っていたら、
「お母さん、こちらへいらっしゃいよ。そこだと声が聞えずらいし、すぐ後ろからの方が動画撮るにもわかりやすいから!」
と、おっしゃってくださり、先生自ら椅子を運んでくださいました
受験曲2曲 ベートーベンのピアノソナタ第6番 第1楽章と、モシュコフスキーの15の練習曲Op.72 No.2を見ていただいたのですが、
1時間という限られた時間の中でも、テンポよく勢いがあるレッスンで、
私までぐんぐん引きこまれていきました

見本で弾いて下さる先生のベートーベンの美しさったら

おもわず娘と目をまんまるにして驚きをかくせませんでした

毎日毎日聴いていて、もうだいぶ聴き飽きてきていた娘のベートーベン、、、

でも赤松先生のベートーベンは、ぜーーーーーーーんぜん違う曲のようで、まるで音に色がついているようでした

ユーモアもあり温かいお人柄にも、私も娘もすっかり魅了され、赤松先生の大ファンになりました

ここでまた気持ちを入れ替えて、受験までさらに磨きをかけて少しでも良い演奏ができると良いなと思います

そして明日はおうちリサイタル

明日も今日見ていただいた2曲弾く予定です。
何かちょっとでも音色に変化があるといいなー
