朝食はバイキング風
お姉さんたちもなかなか眠れなったようですが、
私も眠れぬ夜を過ごしました

昨夜、夜中12時に、そろそろ朝を迎える次女にLINE。
「ステージに出る前には、このステージに立つまでに協力してくれた、一人一人の顔を思い出して、
みんなに”ありがとう”と思ってごらん。
感謝の気持ちでステージに立つと、緊張しないで弾けるからね」 とメッセージを送り。
夜中1時。
「ママおはよう!どうしよう!
全然緊張してない!!
がんばってきます!」というLINEの返事で起き。
がんばれ~

とこっちがドキドキしてしばらく眠れず、
いつのまにかウトウトして、
ハっと目覚めた午前4時。~~そろそろ会場に着いた頃かな?~~
午前5時。~~次女のブロック始まったかな?~~
午前6時過ぎ。次女からの着信で目覚め、
「おはよう!終わったの??どうだった??」
携帯の画面に映った次女の、まんまるで、ニッコリ笑ったお顔を見てほっとしました
「ママ!すごく楽しかったよ~
弾いている間、全然緊張しなくて、すごく楽しかった
」
もう、その言葉を聞けただけで、十分
3週間、ママから離れて一人で本当によくがんばりました


ううん。一人じゃなかったね。
セミファイナルに選出されて、
出るか出ないか散々悩んで迷っているときに、
「がんばって!」 「大丈夫だよ!」と背中をおしてくれたお友達。
学校を休んでいる間の、いろんな勉強の方法をアドバイスしてくれたおともだち。
宿題や課題を教えてくれたお友達。
出発前にたくさん子供用のマスクをくれたお友達。
日本へ着いてからも、
ホームシックになった次女を気遣い、毎日お手紙や電話ではげましてくれたお友達。
次女の気持ちが安らぐように、、、と、ステキなお花を届けてくれたお友達。
隔離中のヒマつぶしになれば…と漫画を貸してくれたり、
お米やパンや、和菓子などなど、たくさんの差し入れもあって、
食べる事には全く困らず、日に日にパンパンになっていくお顔に、「ドレス入る?」と、毎日心配したほどでした
コンクール前日には、学校の先生が、クラスのみんなで黒板いっぱいに応援メッセージを書いて、次女に写真を送ってくれました
そしてなにより、自宅待機中の買い物や、食事の心配を常にしてくれていた義父と義妹には本当にどれほど「ありがとう」を言っても足りないくらい
次女が弾き終わって席に戻ると、義妹が号泣していたとか
人数制限のため、会場内に入れないのにもかかわらず、送迎のみして、車で待機してくれていた義父。
義妹が朝から準備や付き添いをしてくれていたので、一日子守をしてくれていた義弟。
このステージに立つだけで、
本当にたくさんの人が次女の事をサポートしてくれました。
とにかく本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです
強い気持ちで「出るべきです」と背中を押してくださった先生。
先生にも次女が弾ききったこと。楽しかった!と連絡をくれた事を伝えたら、
「この環境下で見事やり遂げてくれたことを思うと、少し涙ぐんでしまいました!」と連絡をくださいました
日本へ行かせたものの、それでもまだ揺らぐ気持ちをブログに綴り、
そのたびに「イイね」を押してくださった皆様お一人お一人にも、
いつも「大丈夫だよ!」と言ってもらっているようで、そのたびに力をもらってました
ハンガリーに残りたい長女の願いも、日本へ行ってコンクールに出たい次女の願いも叶えるため、
3週間会社を休んで、コンクールの付き添いとサポートをしてくれた夫も、
今日の次女の演奏を聴いて、やっと肩の荷が下りた事でしょう
今日の次女のステージは、とにかくたくさんの人たちの優しさと愛に支えられて、
ただただ愛でいっぱいのステージだったことでしょう
こんなステキなステージに次女が立てただけで、私はもう胸がいっぱいです
結果は3日以内にホームページにて発表となるようですが、
不思議なことに、こんなに 「結果などもう本当にどうでもよい!」と思ったコンクールも初めてかもしれません。
なんでしょう?この満たされた気持ちは。
今まで感じた事のない種類の、幸せがあふれ出すような気持ち。
次女のセミファイナル出場というこの機会で、
沢山の人たちに、優しさと愛をたくさん頂いて、大切なことをたくさん学ばせていただきました
このようなコロナ禍の中でも、感染対策を十分徹底しながら、何とかして開催してくださったコンクール事務局の方にも感謝です。
この、感謝の気持ちを、どうやって皆様にお返ししていけばよいのか分かりませんが、
とにかくこの場をお借りして
皆様本当にありがとうございました!!!
コンクール出場の意思を固めた日![]()
ホテル隔離でホームシックになる次女の辛い日々
皆さんに支えられた感謝の日々![]()
応援よろしくお願いします







