ハンガリーでもいよいよ、来週の月曜日から小、中、高校、大学すべて休校になるらしく、
日本人学校はギリギリセーフで、予定通りに修了式を行うことができた

人数が少ないので、小学1年生から中学3年生まで、全員が顔も名前も分かるし、
もちろん先生方も全員分かるし。
先生との距離が近い分、離任式ではもう、先生も子供たちも親も、涙、涙の大号泣で



帰国される先生のお話の中で、
「この学校に通う生徒は、全員が転入生であり、そして全員が転校生になります。
全員が、日本のお友達との別れを経験してここへやってきて、そしていつかはまたお別れをしなくてはいけない。
入学してから、卒業までいる生徒はいません。
1年前のクラスのメンバーと今年のメンバーは違う。
だからこそ、今この時、この仲間との一瞬一瞬を大切に過ごしてきました。」
というお話があり、なるほどなぁ~と納得。
日本の学校の子供たちより、はるかに多くの別れと出会いを繰り返す子供たち。
泣きじゃくってお別れを悲しむ姿は見ていて辛いものがあるけれど、
ここを去って、日本へ帰るお友達もいれば、また違う国へ行くお友達もいる。
毎日毎日一緒に過ごした仲間が、日本全国に、また世界中にいると思うと、それはそれで素敵なことだよね

と、娘たちには話して聞かせた。
日本人学校では、帰国するお友達に、先生方が胴上げをして送り出してくれる。
いつか娘たちも胴上げをされる日が来るんだな~と思うと、
なんだか胸がいっぱいに

始まりがあれば、必ず終わりがある。
お別れの次は、また新しいで出会いが待ってるね

修了式の後は、仲良しメンバーで持ち寄りパーティー

腹ペコの子供たちには、帰ってすぐに食べれるように
冷凍ピザやラザニア、お惣菜の焼きそばで

母たちは、ささっとサラダやおつまみを作って、
まずはビールで


ビールの次は、スペイン土産の白ワインのサングリア

(この日のために取っておいたのに写真撮り忘れる
)

そしてハンガリー産赤ワイン


またまたハンガリー産ロゼ

と、たくさん食べて飲んで、おしゃべりして

デザートは、お友達特製タピオカプリンのパイナップルソテー添え
お昼の2時から夜の10時まで。仕事帰りの旦那様たちがそれぞれお迎えに来て解散

楽しかった~

これでまた、飲み仲間が一人減っちゃうけど

またきっと、新しい出会いがあるはず

帰国される校長先生のお話。
「過去は変えられない。そして、未来のことは分からない。だから、今、この一瞬一瞬を大切にしていくことが大事なんだよ。」と。
本当にその通り。
コロナコロナ…と不穏な世の中だけれど、
必要以上に恐れずに。
そんな中でも楽しみや喜びを見つけて、
ハンガリーで過ごすことができるこの、一瞬一瞬を楽しんでいこう

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