文系脳なので、実験内容や専門用語などに理解不能なところがありましたが、その辺は気にせず強引に読み進めていっても、この本の重要なテーマの理解にはそれほど支障なしです(多分
現在の科学で判明している最先端の事実と、そこからヒトの〝意識〟に対する筆者の仮説が述べられています。
〝意識〟は陽子とか電子のような宇宙を支配する究極の基本特性であり、生命体に宿りやすい性質のものだと仮定している。
授業をほとんど聴いていなかった文系脳で理解できた範囲でザックリ纏めると次のようです。
「この〝意識〟が集合・組織化されシステムを作り、そのシステムの規模や複雑さによって様々なレベルの意識が産まれる」
まぁ、分かりにくいと思うので、気になった方はじっくり読んでみるといいかと。
他にも意識より早く、あるいは意識を介さず身体が判断している「選択」の多さや、意識が行動の後付けで産まれることもある等々、非常に面白かったです。
いろいろ考えている自覚している〝意識〟て、自分の身体の極々一部。
この自分の身体って、決して意識している自分だけのものではなく、言ってみればこの自覚している意識って総理大臣みたいなもん。
脳は国会で、他の臓器は省庁や大企業、循環器系は様々なインフラ。
他にも中小企業や個人商店みたいな部分を司る部分があり、そして身体全体が国って感じでしょうか。
総理大臣が自分で判断したと思っている様なことでも、様々なところからの圧力がかかっていたり、上がってくる情報が途中で操作されていたり、、、、
「選択の科学」にもありましたが、本当に自由に自分の意志で判断できていることがどれだけあるのか。。。
オカルトみたいな話ですが、それらが実験によって証明されているところもあって、非常に面白かったです。
死んだらどうなるのか、、自分の意識が産まれる前はどうであって、死んだらどうなるのか。意識は物質的なものなのか精神的なものなのか(筆者は物質的なものであるという立場)…。
僕も死ぬまでには知ってみたいっす。
意識をめぐる冒険/クリストフ・コッホ

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