意識をデザインする

次男が障害をもって生まれてきたことから、それまでの仕事を変え、福祉の領域でコンセプトデザイナーとして活動するようになった須藤シンジさんの活動報告。
「意識のバリアを壊し、ハンディのあるなしにかかわらず、みんなが自然と混ざり合う社会」を目指し、ピープルデザインの思想を掲げる。
ユニバーサルデザインとの違いが難しいですが、UDがデザインの力で物理的な障害を取り除くことを目的とするのに対し、ピープルデザインは人々の心にある障壁を取り除くことを目的としている。
設備やシステム、サービスが整えば整うほど、そのことに満足してしまう。
ハードやソフトが整っても、人々の意識(健常者も障害者、その他あらゆるマイノリティの意識)が変わらなければ解決にはならない。
段差の無い社会よりも、自然に助け合える社会。
それがピープルデザインの目指すところ。
意識をデザインしていくという視点が非常に面白く、大変勉強になりました。
日本ではまだそれほど有名ではないそうですが、すでにオランダやフィンランド、デンマーク、ニュージーランドなどの教育機関からオファーがきているそう。
日本でもこれからどんどんピープルデザインが広がっていくといいっすね。


意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの/須藤シンジ

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