2013年9月4日(水)の日経新聞2面。
迫真『地方発 成長のヒント3』
山口県山口市にある社会福祉法人「夢のみずうみ村」の介護方式に関する記事。
今、介護業界で夢のみずうみ村方式なるものが注目されているそう。
このデイサービスセンター、廊下に手すりがなく、段差も多い。
食事も足の不自由な人であっても自分でテーブルまで運ぶ。
施設での時間の過ごし方は、200種類以上ある中から自分で選択する。
〝自ら動き、選ぶことで回復できる〟
多くの介護施設は、利用者に手厚い介護を施すが、それが逆に本人の回復を妨げている。
具体的な数字は掲載されていなかったけれど、ここに通う利用者は要介護度が軽くなる人が多いそうです。
先日、宮崎駿さんの映画で喫煙のシーンが問題となっていた。
子供に悪影響だという。(「はだしのゲン」も似た様なケースですね)
言わんとすることは分からなくもない。僕もタバコ、大嫌いですし。
でも、悪いからといって隠してしまって、それで子供に成長があるだろうか?
むしろ見せることで、ことの善悪を考えさせることの方が大事な気がする。
この「夢のみずうみ村」の介護方式も同じで、利用者の健康具合にもよるのだろうけど、負担がかかるからといって避けてばかりいては、回復することなどありえない。
本当に相手の為になる、相手のことを考えているのはどちらなのか。
デザインの世界にもユニバーサルデザインという考えがある。
でも、至れり尽くせりのデザインは、逆に利用者の為にならないこともあるのではないか?
利用者の成長や回復を促す、少しでも自立を支援する。気付きを与えたり教育をする。
そういう視点から始まるデザインがもっとあってもいいな。
その為には、デザイナー自身が人一倍、色んなことを学んだり、感じ取ったりしないといけない…
…ん~。…がんばろ。
