2011年3月、震災後少したって、
やっぱり撮って残しておこうと思って撮った。
震源地からは遠い千葉県某所でこうだったから、
さらに津波の被害のあったエリアでは、
どんな恐い思いをされたことだろうと思った。
今この道路は平らになり、人々が普通に行きかっているけど、
まだまだ日常を取り戻せないところもたくさんある。
3.11。たくさんの人の人生が大きく変わってしまった日。
あっという間に。
大震災に初めて怯えたのは、
関西にいた1995年の阪神淡路大震災。
高速道路が倒れるって!?
それまで微震すらなかった関西では大騒ぎだった。
日本もインドネシアも、火山の島。
インドネシアでもやっぱり、地震、津波、火山の噴火といったニュースは良く耳にするけど、
首都ジャカルタだけで言うと、周辺の土地は地震がほぼ無いエリアで、
過去一度だけほんの少し揺れただけでも大騒ぎになったという。
付近の大学では、海外からの留学生のうち、
冷静だったのは地震を経験したことのある日本人だけだったそうで、
みな教室を飛び出したり大パニックだったと聞いた。
上海に居た時、避難訓練に参加したのだけど、
まだ中国語がほとんどわからない時期で、
私にとってはなんの訓練にもならず、ただ恐怖感がつのっただけだったけど、
現地の人でも恐い自然災害に、異国の地で遭遇した時の不安って相当だろうなと。
もしもの時のためにも、
わかる言語で、状況を説明などできるようになっておこう、
と思ったり。
いろんなニュースがやるせなく。
何か、自分にできることを考える。
A.K.I