こんにちは。
今日は「ホンチョンギ(紅天機)」16話の感想です。
書いている途中で6万文字を超えて保存できなくなったので、「ホンチョンギ」関連の情報とボゴムさんの話題は次の記事に書きますね。
ネタバレがあるので、気になる方は飛ばしてください。
最終回はポスターのキャッチコピーの通りになって、涙腺が緩むシーンの連続でした
「私の両目を失ったとしても描きます。士人(ソンビ)様のために…」
指輪を壊したハラムの目の前に、魔王が現れた。
「私を封印しようとしても無駄だ」という魔王。
ハラムは「また封じ込められるのではないかと恐ろしいのか?」と尋ねた。
魔王は「お前の体は私にほとんど浸食された」と言って笑った。
一方チョンギは、封印式にハ・ラムが来ない中、御真影を描き始めていた。
封印式場に到着したハ・ラム。
役人が封印式の祭壇にハ・ラムを連れて行こうとした時、彼の体から黒いオーラが漂い始め、周りの者たちを吹き飛ばした。
ミスが亮明大君(ヤンミョンテグン)に、「あの者はハ主簿ではありません! 魔王です!!」と叫ぶ。
魔王はチョンギが御真影を描いている建物に向かう。
建物の扉にはミスの呪符が貼られている為、魔王が入ることはできない。
魔王は扉を開けようと何度も波動を送る。
建物が大きく揺らぎ、動揺する同僚たちに、チョンギは「外で何があっても気にしないで。集中して。絵を完成しなければいけないわ」と、絵を描き続けた。
ミスが霊的な剣で魔王に立ち向かうが、魔王に飛ばされて気を失ってしまった。
全く太刀打ちできなかったわね…。
ついに魔王が建物の扉を開けて、チョンギたちは吹き飛ばされた。
魔王が部屋に入ってきたが、チョンギは御真影を描き続けようとする。
チョンギの同僚たちが魔王に立ち向かったが、飛ばされてしまった。
チョンギは背後に魔王の気配を感じ、とうとう振り返ってしまう。
魔王はチョンギの顔を覗き込み、「見つけた、私の目」と言った。
チョンギの目を吸い取る魔王。
何度も書くけど、目からビームが出てるみたいで怖いよ…
全ての目を取り戻して、力がみなぎる魔王。怖い…(; ゚Д゚)
チョンギは、「何も、何も見えない…」と震える。→動画のリンク先
チョンギは魔王の手を握り、「ハ・ラム、ハ・ラム…」とすすり泣いた。魔王は動揺する。
その時、産神とホリョンが現れ、「魔王は私たちが引き受けるから、お前は御真影を完成させなさい」と言って、魔王を建物から連れ出して扉を閉めた。
その時、亮明大君が部屋にやって来た。「ホン画工、大丈夫か?」
「大君様? 目が見えません。もうどうすれば良いのでしょうか?」
その時、絵の気運を食べて生きる鬼(トッケビ)のファチャが現れて、「まだ終わっていない。お前が御真影を完成すれば、魔王をまた封印することができる」と伝えた。
チョンギは「何とか御真影を完成させなければいけません」と、亮明大君に筆を握らせてもらい、御真影の目の位置を教えてもらう。
たとえ視力を失っても諦めず、ハ・ラムを救うために御真影を描き続けようとするチョンギの強さに感動しました!
悲壮感漂うユジョンちゃんの演技が、本当に素晴らしかった!!→動画のリンク先
チョンギが絵を描けなくて泣いていると、ファチャがチョンギの父の魂を呼び寄せた。
「お父さん?」
「そうだ」
「目が見えないんです。御真影を完成させなければいけないのに、全てが私の手にかかっているのに、目が見えないんです」
「心配するな。私の娘、チョンギや」
その時、チョンギの体に父の魂が入った。「この父を信じなさい」
チョンギとお父さんが一体になって絵を描く姿に号泣
ここでお父さんの魂がチョンギの体から出て、「最後の瞳は、お前の役割だ」と言う。
御真影に瞳を書き込んだチョンギ。
「これで完成した」
「本当ですか? お父さん」
「よくやった、私の娘」と言われ、笑みがこぼれるチョンギ。
「もう父は行かなければいけない」
「お父さん。ありがとうございます、お父さん。ありがとうございます」
「生きている間に何もしてやれなくて、本当にすまない」と詫びるお父さんに首を振るチョンギ。(←聞き間違えてたら、ごめんなさい)
こうしてお父さんは去っていきました。
このシーンは感動しました 親子の深い愛情が伝わってきて、何度見ても目頭が熱くなります。二人の目の演技が秀逸でしたね →動画のリンク先
ファチャが完成した御真影を立てるように指示すると、亮明大君がチョンギを絵の上から降ろし、他の画工たちが絵を立てた。
ファチャが御真影に神力を吹き込むと、御真影が光り輝いた。
するとその光は建物の外に漏れ、魔王と産神、ホリョンは一斉に建物の方を見た。
「御真影が完成した」とほほ笑む産神。
意識が戻ったミスが再び魔王に立ち向かうが、あえなく飛ばされてしまう。
産神はホリョンに別れを告げて大きな蝶となり、魔王に体当たりする。
建物の扉が開け放たれ、まぶしい光が入ってきた。
「チョンギや。これからは二人の縁が続くだろう」という産神の声がした。
産神は自らを犠牲にして、魔王とともに御真影の中に入って行く。
御真影の御衣と目が赤く染まり、魔王が封印された。
2分12秒~ チョンギはハ・ラムの名を呼んで、彼の元に行こうとする。亮明大君がチョンギの体を支えた。
目覚めたハ・ラムの目に最初に映ったのは、満天の星空と北斗七星だった(二人の思い出の星…)。ハ・ラムは自分の手を見て、目が見えるようになったことに驚く。
そして「チョンギ、ホン・チョンギ」と真っ先にチョンギの身を案じた。
チョンギは亮明大君に支えられてハ・ラムのもとに向かう。
その姿を見たハ・ラムは、「娘子(ナンジャ)!」と呼ぶ。
チョンギは「士人(ソンビ)様!」と駆け寄るが、祭壇でつまづいてしまう。
「士人様」
「そうだ、僕だ」
「どこかお怪我はありませんか? 大丈夫ですか?」
自分のことより、ハ・ラムの心配をするチョンギの一途な愛に泣ける…
「この目は…目はどうしたんですか?」
「私が見えるのですか? 本当に見えるのですか?」
「見えます。娘子が、とてもよく見えます」
「良かった。本当に良かった」
亮明大君は愛し合う二人の姿を見てそっと微笑み、立ち去って行く… 切ないわ。
「ところで、この目は魔王に奪われたんですか?」
「もう初めて会った時のように、私は目が見えないのでこれをどうなさいますか? 責任をとって下さい」
「僕が一生責任をとります」
「士人(ソンビ)様、泣いているのですか? 大丈夫です。もう全てが正しい場所に戻ったのですから」
二人の愛と絆の深さが伝わる素晴らしいシーンでしたね
5年後、ソンジョ34年。この日はハ・ラムとチョンギの誕生日(満33歳)。
ペクユ画壇の人たちは二人の誕生日を祝うために出かけていく。
とある渡船場では、世子(セジャ)となった亮明大君も二人を祝福する為に船に乗ろうとしていた。
チョンギとハ・ラムは官職を捨てて、田舎で暮らしていた。目が見えているチョンギ
結婚しても、恋人同士のように仲睦まじい二人
そこに亮明大君が到着。
「お母さん、お父さん」と男の子が走ってくる
二人の間にはハ・ジュンという息子が生まれていた。
ユジョンちゃんが、とうとうお母さん役に! 感無量です
「とても大きくなったな」と目を細める亮明大君 →動画のリンク先
亮明大君は、ハホン夫婦の家を訪れた。
「今、目はよく見えるのか?」
「はい。とてもよく見えます。今も信じられないほどです」
「私も見ていなかったら、信じられなかっただろう。一体あの日、何があったのか」と、5年前の封印式の日を回想する。
御真影に魔王が封印された時、「これからは二人の縁が続くから、すべてが元の場所を取り戻す」という産神の声が聞こえた。
封印式の後、ホリョンは「赤ちゃん、魔王の呪いは解かれた」とチョンギを見つめて去って行った。魔王が封印されて呪いが解けたから、チョンギの視力が戻ったんですね
チョンギが亮明大君に近況を尋ねると、「私は忙しく過ごした。侍講院(シガンウォン)へも行って、父上が病床におられるので、王宮で私が政を見ているのだ」
※侍講院…王世子に経書や史籍を講義し、道義を教える仕事を引き受けた官衙(かんが:役所)。世子侍講院(セジャシガンウォン)ともいう。→引用元
「ハ主簿はよくやっているのか?」
「とてもよくしてくれます。いつも一途で優しいです」と、のろけるチョンギ(笑)
亮明大君は咳払いをして、「私はつまらぬことを尋ねた。ハ主簿が大丈夫かどうか確かめる方が正しいのに」と冗談を言う。「世子様」とちょっと睨む真似をするチョンギ。
その時ハ・ラムが家から出て来て「妻よ」と呼ぶと、チョンギは「はぁ~い、旦那様~」と返事をする。幸せいっぱい♡
この時の亮明大君の顔が可笑しかった →動画のリンク先
夜になり、ハ・ラムはハ・ジュンを寝かしつける。可愛い
亮明大君の前でイチャイチャする二人(笑)。
亮明大君は二人に誕生日の贈り物を渡す。チョンギには花草石という硯を贈る。
ハ・ラムには贈職教書(증직교서)が贈られた。贈職教書は功徳を築いた者の先祖に官職を下す教書。亮明大君はハ・ラムの父ハ・ソンジンの名誉を回復した
「恐悦至極に存じます」
「もうお前の子孫が過去を見たり、清要職に出るのに何の問題もないだろう」
心からお礼を伝える二人に、「二人の誕生日を心から祝う」と言う亮明大君。
「封印式が終わり、私たちがこっそり去った日の夜もこのように笑いながら送って下さいました。世子様はまことに賢明な聖君におなりになるでしょう」
「世子様、今のように私たちにして下さるように、民のためにお心をお忘れにならないでください」
「突然何を言うのだ」
「私たちが都を離れて、すでに5年です。このように訪ねてくださるのも感謝しておりますのに、身元まで復権して下さり、御恩をどうお返しすれば良いのかわかりません」
「幸せになれ。それで良い」 →動画のリンク先
なんて素晴らしい世子様なの~! ますます好きになったわ
聖君になること間違いなしですね
そこへペクユ画壇の人たちが二人の誕生日を祝いにやってくる。
突然、亮明大君の臣下が訪ねて来て何事かを告げ、険しい表情になる亮明大君。
「何でもない。王宮へ戻らねば」と立ち去る亮明大君。
亮明大君は二人の幸せを願いながら、船に乗って去っていく。→動画のリンク先
ご無事でいて~
「世子様は大丈夫でしょうか?」
「紫微星(チャミソン)の2番目の星が光を失ったから、大丈夫だ」
※紫微星…クマ座付近にあるチャミウォン(大熊座を中心に170個の星からなる星座)の星名。北斗七星の東北側にある15個の星の一つで、中国の天子の運命と関連しているという。→ネイバー辞書
ハ・ラムはチョンギを安心させたが、「どうかご無事でいて下さい、大君様」と心の中でつぶやき、不安げに星空を見上げた。
ハ・ラムは誕生日の贈り物があると言ってチョンギを馬に乗せ、どこかへ向かう。
ハ・ラムはチョンギに桃を一つ採って渡し、「遅くなってすまない。あの時の桃ではないが、約束を守りたかったんだ」と言う。
「ありがとうございます」
チョンギはハ・ラムの肖像画を描いた冊子を渡し、「私が用意した贈り物です、旦那様」と微笑む。
ハ・ラムは「こうして僕のそばで一生絵を描いて下さい」と言って、チョンギの額に口づけをする。
「末永く幸せになりなさい。二人は最初から一つになる運命だったのだから」という産神の声が聞こえた。
「なんていう奴らだい!」という声がして振り向くと…
あの時のおばあちゃんが健在でした(笑)
「走ろう、妻よ!」
「はい、旦那様」 →動画のリンク先
素敵なハッピーエンディングでしたね!
良かった、良かったと思いきや、エピローグがあってちょっとびっくり。
未だに野望を燃やす朱香大君が脱獄して、謀反を起こしていた
まったく懲りない人だな~
二人が剣を交えたところで、THE END。→動画のリンク先
亮明大君のご無事を祈るばかりです
6万文字を超えたので、ホンチョンギ関連の情報や全体の感想、メイキングや3人のオフショットは次の記事に載せますね。→リンク先
ここまでご覧下さり、ありがとうございました。
画像を引用させて頂きました(リンク先)。ありがとうございました。