ずっと「忘備録」という言葉を使ってきたのだけど、

「忘備録?備忘録じゃなくて?」

と言われたので調べてみた。


wikipediaによると
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99%E5%BF%98%E9%8C%B2

「備忘録」が正しいらしい。

ただ「忘備録」も
「和製漢語の造語法としては自然なため(目的語+動詞)、普通に用いられている」
とある。



敷居が高い、みたいな感じかなぁ。
みんなが使ってるといつの間にか定着して、誤用とはいえなくなる感じかなぁ。


というか造語法とはなんぞや?

和製漢語の造語法としては自然
ってことは
和製じゃない漢語の造語法としては不自然
ってことか?

あ、和製じゃない漢語って、普通の漢語か。


勝手なイメージなのですが、
中国の言葉って、英語と同じで動詞が先にくるイメージ。

水を飲む、って言葉の場合、
まず「飲む」って、言ってから「水を」
ってなるイメージ

googleで「水を飲む」を翻訳すると、
英語 :drink water 
中国語:喝水
となった。
うん、動詞が前に来てるなぁ。




で、「備忘録」

備忘 + 記録

備える+忘れる + 記録

備える、忘れるのに、記録

うん、漢語っぽい。
備えるって動詞が先に来てる。



日本語としては,

忘れるのに、備える、記録

のほうが話すときには普通。
動詞が後ろ。


なので、和製漢語としては、

「忘備録」

が自然となる。



ってことなのかなぁ…




造語法とか、分類法とか、なんに対しても何だけど、
基本的に…とか、例外が…とか、限定的に…とか、
それが絶対じゃないのが、わかりにくい時がある。

その曖昧さが好きだったり、助けられたりしてるんだけど。



で、なんで間違えて覚えてるのかなぁと考えると、

びぼーろく

って途中でのばすより、

ぼーびろく

って最初の文字をのばすほうが
僕としては言いやすかったんだろうなぁ。


言葉の音だけで間違えて覚えてることも多いんだろうなぁ。
たまに勘違いを突っ込まれることもしばしば…

細かいのは良いとして…大きな間違いは直していかないとなあ…