玄関廊下にでーーーーーーーーんとそびえる「闇」
それは、床から天井まで幅５４cmでそびえるオープンの棚。
見せる収納が好きではなくて。
ものがごちゃごちゃ見えるのが好きではなくて。
なので、玄関入ってすぐに、そんなものがそびえているのが嫌で仕方がありませんでした。
何も置かないのもそれはそれでおかしいし、小物を入れるジェニファーテーラーのトレーやボックスなどを置いたり色々やってみましたが、やっぱりオープン棚はイヤ。
撤去したくても造り付けなので撤去もできず。
扉をつけようと何度も検討したし、実は過去にも目隠しにカフェカーテンを何段にもつけたことがあります。
カフェカーテンは丈の短いものを段々にしたためにボワボワになってしまって
余計な物体が余計に強調されて、ダメでした。
以来、何をどうすることもなく、見えない事にして過ごして来ました。
まさに玄関廊下の「闇」です。
家の中に闇があるって、どうよ、しかも玄関に、って。
でも本当にどうしようもなくて、ない事にしていました
そこに光が差し込んだのは、トイレのオープンの棚に赤のダマスクのカーテン生地で上飾り付きの目隠しカーテンを作った時。
想像以上に素敵にできて。
これを応用すれば、玄関廊下の「闇」も解決できるかも、という紅の一条の光が見えた気がしました。
これがその「闇」
左手の白い棚です。
こんなところにこんなものがあったら、その正面のアンティーク＆額絵コーナーが台無しじゃあ
ここに２段になっている棚を境に２枚の目隠しカーテンとそれぞれにうわ飾りをつける事にしました。
昨日、上の段を作り
下の段の本体をあろうことか２０cmも短く測り間違えてカットして途中まで縫製して、下げてみて気がついて。
今日は、この裾に床まで布を足しました。
床まで継ぎ足したところ
２倍ヒダで綺麗なドレープになりました
床近くなので、継ぎ目はほとんど気になりません。
本体はこんなふうに突っ張り棒で設置しています。
突っ張り棒を通したギャザーはモヤモヤ美しくないし、枠が丸見えなnので、ここに上飾りをつけます。
上飾りは枠にマジックテープで固定します。
下の段の上飾り用にカットした生地
飾りの「か」 下の段の「下」とチャコペンで裏に書かれています。
もうね、計測間違い以来、いろいろ慎重になりました。
この幅１００あまり長さ３０ほどの布を耳付きギャザーにして上飾りを作りました。
裾にはトリムをつけて。
上の段と、下の段の上飾り（その下の本体）
こんな感じで切り替えをしました。
昨日、突っ張り棒が予定より太くて縫製した筒に通らず、太く縫製し直したため、丈が若干予定より短くなったため、前を通ると下から中が少し見えるようになってしまいました。
そこで、下の段の上飾りには耳をつけて上の段の本体の隙間を耳で隠しました。
下の段の本体
裾に継ぎ目ができてしまったので、継ぎ目を隠すようにトリムをつけました。
完成した全体像
玄関を入るとすぐ、この景色が見えます。
ああ、あの闇が！
赤のダマスクとゴールドのトリムで美しく彩られています
これはもう、闇ではなく、光！
家の中のときめきポイントです
反対側から
きゃ〜〜〜〜〜
素敵*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*
赤のダマスクにゴールドに萌え萌え
なかった事にしてきた１０年以上がもったいなく思えるほど、素敵なときめきコーナーになりました。
２段で重みのあるカーテン生地をストンと落としているので、カフェカーテンを重ねた時のようなボワボワに膨らむ感じも全くありません。
切り替えの感じも好きだし、裾のトリムも偶然だけれどとってもいい位置でいい仕事をしてくれています。
継ぎ目隠しには見えない！
計算して一番綺麗に見える位置に飾りにトリムをつけたよう
玄関の額絵コーナーの上飾りは青のダマスク（もしくは無地のベルベット）も考えていましたが、ここは、やっぱり赤にして正解でした。
リビング＆ダイニングから廊下、トイレと繋がりができて、何より好きな色、好きな柄のカーテン生地に家の中じゅう囲まれて、とってもしあわせ〜
とおっても家の中が居心地良くなりました。
闇を光に変えた赤のダマスクの目隠しカーテン
威力半端なしです
頭の中は及川光博様の「紅のマスカレード」がエンドレスで流れてしまいます
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
読んでくれる方々がいるのでこうして続けてこられました。
ブログからいっぱい力をもらっています。
闇を解決できたのも、ブログから力をもらっていたからに他なりません。
ありがとうございます。
また糸を追加注文しました
ジャストカーテンの赤のダマスクのカット生地
これに合わせたミシン糸
使ったトリム（また2個６m追加注文しました）
トリムに合うミシン糸
縫製のために買ったパワーあるジャノメのミシン。大事な相棒
目隠しカーテン、作ってみたい、そんな時はミシン、これとってもおすすめです。