ニーナ?ねぇ・・・・

ニーナ?


僕は真夜中に目を覚ました

なんだか無性に怖くなった

ニーナを起こそうとしてもニーナは起きなかった

深い深い眠りについているのだ


今日は11月1日

今年もそろそろ終わりだ

なんだか早く来年になって欲しい気分だった

こんな生活を始めてから3年が経った

僕は今12歳だ

来年の1月22日に僕は13歳になる


でも僕は本当に自分の生まれた日を知らない

4つの時までパパとママが毎年祝ってくれたのは覚えている

でも それが毎年いつだったのか わからない

僕は拾ってくれたおじさんにカレンダーの読み方を教わった

おじさんが拾ってくれた日を生まれた日にしてくれた

僕はきっと あの時 拾われてなければ

自分の歳のことなんて わからなかっただろう


でも歳なんて 今はどうでもよかった

そんなことを考えながら

少しでも怖さを拭いたかった

ただそれだけだった


隣に寝ているニーナの顔を見た

なんだか 笑っているように見えた

いい夢でもみているのかな?

その夢に僕はいるかい?


ねぇ ニーナ

明日は雨だけど

二人でちょっと遠くへ行ってみようか?


寝ているニーナに僕は語りかけた

もうじき冬が来る

新しい毛布を探しに行こう