こんにちは、れもんです
本日、1月6日は公現祭。(東方の三賢者の日)
楽しかったクリスマス期間が終わる日です。
そう、今日はクリスマスツリーを片付ける日なのです
📍東方の三賢者の日とは?
1月6日は、東方から3人の賢者が贈り物を持ってイエス・キリストの馬小屋を訪れ、イエスが神として人々の前に現れた(公現した)日だそうです。
キリスト教では、12月25日のクリスマス(降誕祭)から1月5日までを降誕節と呼びます
そして、その翌日である1月6日の公現祭はクリスマスの終わりを意味します。
すなわち、クリスマスツリーやデコレーションを片付ける日、というわけです
日本ではあまり馴染みがないですが、
キリスト教では非常に重要な日とのこと。
東方の三賢者の日、または東方の三賢人の日とも呼ばれているそうです。
クリスマスマーケットにあったイエスの馬小屋。
右にいる3人が三賢者と思われます。
それぞれ贈り物を持っていますね
チェコの公現祭のイベントとしては、
三賢者の格好をした子供たちが、
家やお店をまわって募金をするのが恒例行事だそう。
今はカトリックではなく無宗教となったチェコでこのイベントが行われる理由は、
募金によって街の福祉に貢献するためだそうです
白い紙の冠をつけ、
マントを羽織って三賢者に扮した子供たち
地下鉄の駅などで歌を歌い、
募金を募っているのをあちこちで見かけました。
微笑ましい行事のようで、
大人たちも優しい笑顔で募金していました
募金で集まったお金は、
慈善事業や福祉に使われるなど、
様々な用途で役に立っているのだそうです。
📍3人の賢者とは?
Kašpar(カシュパル)、Melichar(メリハル)、Baltazar(バルタザール)。
この3人が、それぞれ没薬、黄金、乳香を贈り物として持参してきたと言われています。
そのうち1人はアラブ系または黒人と言われているため、三賢者の格好をした子供たちのなかには、炭で顔を黒く塗っている子もいるんだとか。
三賢者に扮した子供たちは各家庭をまわり、
募金をしてくれた家には祝福の言葉として、
三賢者のイニシャルと、三位一体を示す三つの十字架、その年の数字を玄関にチョークで書き入れるそうです。
例 : (K † M † B †2024)
玄関をよく見ると、
このチョークの文字が結構残っているらしいです
チェコの街角で、
探してみるのも面白いかもしれませんね。
以上、東方の三賢者の日でした
チェコには面白い習慣がたくさんあります。
また色々と紹介できたらと思います
クリスマスは今日で終わりですが、
当ブログではもう少しクリスマス関連の記事を載せたいと思います笑
もうしばらくの間、お付き合いくださいませ。
今回もお読みいただき、
ありがとうございました