こんにちは、れもんです。
プラハ銃撃事件から1ヶ月が経ちました。
今回は事件後のチェコの様子について
書きたいと思います。
事件のあと、チェコでは
銃の所持規制を厳しくすべきではないか、
など様々な議論が交わされました。
年末年始の花火を控えるべきとの意見も。
(発砲音に似ているので、事件を思い出す人もいるため)
また、事件後しばらくの間は、
・模倣犯(未遂)が何人か通報・逮捕される
・犯人の手紙(偽物)がネットで出回る
・エアガンの選手がライフルと見間違われて通報される
・手榴弾騒ぎ(偽物だった)
といった事件が起こり、
人々が不安になっている様子が見受けられました。
しかし、
現在では街は落ち着きを取り戻しています。
チェコのテレビでは、
銃撃事件のドキュメンタリーも放送されました。
私も、落ち着いた頃に
カレル大学のキャンパスを訪れることに。
こちらがカレル大学芸術学部です。
遠くからでも、
慰霊に訪れる多くの人々とキャンドルの灯りが見えますね。
(写真は2023年12月末に撮影)
人々の追悼の気持ちが込められたキャンドルが
入り口にずらりと並べられています。🕯️
事件から1週間後の様子ですが、
献花に訪れる人が絶えませんでした。
ボランティアなのか、
キャンドルを奥の方に置いてくれる方もいました。
中央の階段には、
メッセージとぬいぐるみも置かれていました。
隣の建物には、喪を示す黒い旗が並んでいます。
こちらはヤン・パラフ広場に置かれたキャンドルです。
この広場に向けても銃撃が行われ、
尊い命が犠牲になりました。
このキャンドルや花などは、
1月5日頃にカレル大学の学生たちが集め、
箱にしまったとのことです。
集めたキャンドルは大学に保管され、
この銃撃事件の記憶を風化させないようにするそうです。
今回の銃撃事件は、
チェコの人々にとって衝撃的な事件でした。
チェコ史上過去最悪の銃乱射事件とも言われており、二度とこのような事件が起きないよう、
対策が検討されています。
以上、プラハ銃撃事件から1ヶ月の所感でした。
犠牲者の方たちのご冥福をお祈りいたします。
今回もお読みいただき、
ありがとうございました。