姪っ子の小学校低学年の時の話
赤ちゃんのときから
本を読む習慣をつけてやれば
勉強に限らず
知りたいことがあるときに
本を読めば生きていける
自分で読めるようになるまでは
絵本の 読み聞かせをする
次の段階は
挿絵が少し入っているくらいの
想像力も鍛えられる本を選んで
読むように変え、
本は楽しいものだと だんだん刷り込み
自分で読めるようになったら
本人の読書力より
少しだけレベルが高いくらいのものを
本を読むのが好きになるまで
こちらで選んで 与え続ける
(ルビが必要なら付いたものを)
で、本を読むのが
苦も無くできるような習慣がついた
しか~し
読書感想文を書くという作業は
また違う
読書感想文が書けない
で、小さい姪っ子の夏休み
読書感想文を書きやすいような本を選んできて
書き方を指導してた
例えば…「天使のかいかた」
一度読んだら、
2回目は 気になったところに
付箋を貼りながら
読んでもらうのがコツ
後は、
★★★
どんな話だった?
気になった登場人物はどんな人?
何が起こった?
どう思った?
どうしたらいいと思った?
自分だったならどうする?
★★★
などと 質問をしながら それをメモさせる
そのメモを見ながら
どんな本を読んだかを
先生に教えるような感じで
まとめさせる
(提出用の原稿用紙じゃなくて
レポート用紙とかコピー用紙とかの紙に)
それを読んで、変なところがあれば
ここがわかりにくいよ~とか言うと
本人が書き直すので
出来たものを
提出用の原稿用紙に書いて完成
読書感想文を書くには
この手順で書かないと
おもしろかった とか
すごいなあと思った とか
おどろいた とか
本を読み終わって
本を閉じた直後の感想しか出てきません
また
読んで面白そうな本が
書きやすいわけではありませんし、
読書感想文が書きやすい本と
学校推薦図書が
必ず一致するとは限らないので
学校推薦図書だから
与えておけば書けるだろうとは
思わないほうがいいかな~と思います
本人の読書力
(読む忍耐力と読解力)もあるから
本を読むのが 自然と出来る習慣が
身についていないなら
短めの 起承転結がはっきりしているもので、
上記の質問内容(★)が書かれている本を
選ぶのがコツです
私自身は 小学校の時の
記憶が薄いので よく覚えていないけれど
高学年になると
毎年新しい本を本を読むのが面倒だったので
井伏鱒二の 「黒い雨」を
数回書いたかもしれない
(要領がいい とも)
長いけど、内容的に
毎年書いても 書くことに困らなかったので
パラパラ読み返すだけで書けたから便利な本だった
この本は 中学生でも オススメ
今は便利な
読書感想文の書き方の本などがあるので
それを利用するといいかも…
夏休みの宿題 がんばってね~
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