健全に顧客の購買動機を作り出す。 | 行政書士資格者のための、最小リスク開業術

行政書士資格者のための、最小リスク開業術

現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

 私達は、顧客に商品・サービスを購入させることはできません。

 

 私達にできるのは、購買動機を作り出すことだけです。

 

 

 

 この購買動機を、健全に作り出す方法を、

 

 学問的に考え出したのがマーケティングです。

 

 ドラッカーは、マーケティングの目的はセリング(販売)を不要にすること、と述べています。

 

 つまりは、押し売りをする必要がないぐらいに、

 

 高い購買動機を作り出すことが、

 

 マーケティングです。

 

 

 

 ここで大切なことは、

 

 だからこそ、よいものが売れるとは限らない、ということです。

 

 あなたがどれだけ高い実務能力を持っていても、

 

 それが購買動機につながるとは限らないからです。

 

 

 

 あなたがどれほど早く会社の就業規則を作ることができても、

 

 それ自体は購買動機には、ほとんどつながりません。

 

 あなたが、建設業法を全文暗記していても、

 

 それ自体が、購買動機にはつながりません。

 

 それら単体で、あなたから商品・サービスを購入する理由にはなりません。

 

 

 

 あなたが作り出す購買動機とは、

 

「なぜ、あなたから、この商品・サービスを、購入しなければならないのか?」に対する答えです。

 

 あなたが建設業許可業務を中心に行いたいなら、

 

 なぜあなたに依頼しなければならないのか、

 

 なぜ建設業許可をしなければならないのか、

 

 これらを顧客対象に対して、お伝えしなければなりません。

 

 

 

 もし、あなたに依頼する理由が見つからないときは、

 

 顧客はあなたに依頼することはないでしょう。

 

 それを見つけ出すのが、「バリュー・プロポジション」の発見です。

 

 顧客が望んでいて、他社には提供できない、あなたが提供できる価値を見つけるのです。

 

 そして、それこそが、あなたが顧客から選ばれる理由となるのです。