行政書士資格者のための、最小リスク開業術

行政書士資格者のための、最小リスク開業術

現役行政書士で、1年で年収を3000万円アップさせた元医療法人理事が、行政書士資格者に向けて、”顧客が押し寄せてから開業するための方法”を、わかりやすくお伝えするブログです。

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行政書士の資格を取る人には、

 

当然ですが、「いい人」が多いです。

 

 

誰かの役に立ちたいという想いで、

 

行政書士を志すのでしょうから、これは当然。

 

 

 

また、行政書士は

 

食べられない資格として有名ですから、

 

なお「いい人」の割合が増えます。

 

【1】「いい人」の陥りがちな失敗

 

「いい人」は、マーケティングが苦手です。

 

顧客に情報を与えすぎてしまいます。

 

そのため、申し込みに至らないのです。

 

 

 

たとえば、

 

法的文書のひな形を、

 

とても丁寧に書いたサイトを作れば、

 

アクセスは集まるかもしれませんが、

 

当然、依頼には結びつきません。

 

 

 

「いい人」は、そういうことをしがちです。

 

 

【2】「いい人」をやめる必要はない

 

だからといって、「いい人」をやめる必要はありません。

 

あなたは「いい人」のまま、自分の利益にもなるように

 

頭を使えばよいだけです。

 

 

 

これまで通りに、クライアントの利益を最大限に考えて、

 

それから、どうやって自分も利益を得るかを考えるのです。

 

これはつまり、社会に提供される価値を最大化すること。

 

 

これは、きれいごとではなくて、

 

そうしないと「いい人」は動けないのです。

 

【3】「社会のため」が原動力になる

私はパワハラ被害者の支援をしていますが、

 

本当に「いい人」が多いです。

 

そして、有能な人が多い。

 

 

 

「いい人」は「あなたのため」だと説得しても動きません。

 

そうではなくて、「あなたの家族のため」と言うと動き出します。

 

「いい人」が動く源は、「誰かのため」なのです。

 

 

 

それが本心でそうなのかもしれませんし、

 

そのような正当化をしないと動けないのかもしれませんが、

 

いずれにしても「自分のため」では動きません。

 

 

【4】「誰のために」が何より大切

 

そうなると、一番大切となるのがペルソナ設定です。

 

つまりは、「あなたは誰に貢献をしたいのか」を決めることです。

 

誰の役に立ちたいのか、誰に喜んでほしいのか、誰をどんなふうにハッピーにしたいのか。

 

これを決めることが、「いい人」の場合は一層大切となるのです。

 

 

 

もしあなたが、独立に興味があっても、

 

どうも前に進めずにいるなら、

 

「誰にどんな貢献をしたいのか」に意識を向けてみてください。

 

 

 

それがリアルになればなるほど、

 

きっと、動き出したくなる気持ちが強くなると、

 

私は思いますよ。