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アトリエのえいご&アートです。
「寒いですね。」
セルマ先生も、かなり日本語ができるようになりました。
日本の冬はいかがですか、と聞いたら、
「寒い。でもテヘランも雪は降ります。」
とのことです。
さて、今週は、とっても楽しいファミリーのレッスンをしました。
ご紹介しますね!
みんなの家族は何人?
セルマ先生が家族の分のパーツを用意してくれました。
弟くんがおうちでトイストーリーごっこをしているところ。
赤ちゃんはBABY,お母さんはMOTHER。
何をしているところかな?
「お母さんはお料理をしているの」
みんなの大好きな家族の絵ができました。
見ているこちらまであったかーい気持ちになる絵です。
今しか描けない家族の日常,
数年後には宝物になりますよ。
アトリエノビです。
ここのところのお天気で、雪も氷もすっかり溶けましたね。
授業の前に、最近嬉しかったことナンバー1を生徒さん順番に言ってもらうことがあります。
先週、最も多かったのが「雪遊び」、次いで「つららを取った」など。私は今でも小学生と変わらない感性のつもりでいましたが、やはり自然現象へのピュアな眼差しは、子どもにはかなわないですね。
確かに、つらら多かったよね。
先週は雪と寒波の最中でしたが、アトリエの中も、「ピカソってどうやるの?」という寒波に見舞われていました。
今回は難解なピカソの絵について、企画部の私からご紹介したいと思います。
先週まで、この展覧会がやっていました、東京で。
行きたかったけど(セルマ先生は正月に行ったらしい)、今回は見送り。
パウル・クレー (中国の磁器)
今からおよそ100年前の画家たちの作品をコレクションした展覧会。
カメラの登場により、それまでの絵画の常識が変わった時代です。見たものそのまま描くことから離れ、固有色にとらわれず、形にとらわれず、表現する方法を大胆に模索しました。
ピカソはその中でも、圧倒的な作品数と変化に富んだ絵画で有名な画家です。
若い頃のピカソの自画像。
40代のころには、このような絵を描くようになりました。
奥さんが何人も変わって、その度に絵画の手法も変わる、プライベートも変化に富んだ人物だったようです。
一つの画面の中に、いくつかの方向からを見たものを構成して、なおかつ個人的な感情も同居させて、写真よりもずっとリアルな表現を求めていた、のかもしれません。
見たものをそのまま上手に(見えるように)描こう、という方向は、私たちもいつもやっていること。
たまにはピカソみたいに、
常識にとらわれず
人の目を気にせず
評価から離れ
自由でいたいと思わない?
「いやいや、それがいちばん難しいんですよ。」
「納得できないんです」
高学年ほど、受け入れ難いものがあるようです。
〜ラファエロのように描けるようになるまで、4年かかった。子どものように描けるには一生かかった、
(パブロ・ピカソ)
たしかに。
まずは、子どもの心に戻って、
雪やつららにときめく、ところから?
目指せ、子どものころ!
新年を迎えて、その2。
小学生かるた作りに寄せて 鈴木アリコ(由子)
あるけ 歩け
活きてる今を
生きるんだ
うーん、漢字使い分けてる。
先日の「かるた作り」で、小学生と一緒に作ったアリコ先生の五七五です。
見るたび、励まされます。
現在、教室のホワイトボードに貼ってあります。