今日は、教室の中で「コミュニケーション力」という言葉を、聞いたり感じたりした日でした。

土曜日も、小学生クラスでは、「秘密基地」の紹介を行いました。

みんなで一人の作品のところへ移動し、お宅訪問のように持ち主が自分の基地を案内する、という形式。



「紹介できるところが見つからない」と黙る子。
すると別の子が、「ここでお相撲ができるよ」と提案。緩衝材で作った人形を使ってみんなで相撲が始まりました。場の空気が一気にほぐれ、笑いが広がり、
自信なさそうだった子も、いつの間にか笑顔。

作品を介して生まれるコミュニケーションもうれしかったけど、
なんか、
小学生っていいなぁ。






もう一つ印象的だったのは、絵馬づくりの時間です。

今年の目標は「中学受験 合格」と「コミュりょくアップ」という5年生。

最初は、この2つの叶えたい夢を言葉で書いていましたが、絵だけで伝えられるかな?という問いかけに、

彼女が描いたのは、楽しそうに会話が弾む教室の風景と、その中に「1−1」。



そう、「1年1組」!
中学受験に合格し、中学生になった自分が、新しいクラスで友達と笑っている姿。

いいなぁ。
がんばってください。
いや、きっとこうなるよ。

今日のコミュニケーション、
感謝です。

今日から学校始まりましたね。

アトリエの木曜日クラスも元気に始まりました。



今日も秘密基地の作品の紹介をしました。


お友達の作ったお家や秘密基地に遊びに行くという設定で、作品を巡ります。


「ピンポーン!おじゃましまーす」


みんなお友達の作品をとても興味深く見てくれました。

写真を撮るのが大変なほどぎゅうぎゅうに集まって、小さな仕掛けもたくさん見つけてくれましたね。



「ここでお肉を焼きます」


美味しそうなバーベキューのお肉がちゃんと回るようになっていたり!

立派だなー。



作品の紹介も上手にできてましたよ。
















作品をお持ち帰りしてくれた人もたくさんいましたが、夕方、すごく風が強かったですね。


大丈夫だったかなぁ。


3月の作品展まではお家での保管、

何卒宜しくお願い致します。


今日は寒いですね。

今週からアトリエは始まりました。 小学生は明日から学校、とのこと。

いよいよ3学期が始まりますね。


今週の小学生は、昨年末の秘密基地の作品紹介から始まりました。


少し前の作品なので、思い出すまでにちょっと時間がかかるかな?と心配でしたが、みんな発表のためのメモを残しておいてよかったね。






あんなに頑張っていた工作です。


「発表いやたー!」


発表のメモを先生に読んでもらう子も何人かいましたが、自分でしっかりと作品紹介できる子も増えてきました。


あれ?そういえばこの子は、1年前はみんなの前で説明できなかったのに…?!


自分の言葉で堂々と紹介している姿を見ると、とても成長を感じます。




「ここには防犯ブザーとセンサーが取り付けられています。」

「ほんとだー、」

「えー、すごい!これ本当に動くの??」


見てもらう方も見る方も、一緒に楽しめる、貴重な時間です。


頑張って作った細やかな仕掛けやアイデア。

今はまだ言えなくても、いつか自分の言葉で伝えたいと思える日がくるときを待っています。








あけましておめでとうございます!


冬休み、いかがお過ごしですか?

本年もどうぞ宜しくお願い致します!



アトリエの先生も皆、元気に新年を迎えました。


今年も、新年のメッセージ、お届けしたいと思います。

今年は、日々アートに関わる先生たちが、今までどんな作品に心を動かされてきたか、を聞いてみました。


題して、『私の忘れられない作品』たち。



【大徳寺 瑞峯院 独坐庭


忘れられない作品は、「独坐庭」。京都の大徳寺にある庭園の一つです。

四角く狭い場所に出現したダイナミックな表現に、時間を忘れて座り込んでいました。

大自然や世界、この世の全てを描写する、枯山水の素朴な石組や白砂の砂紋、樹木などの配置。静謐なのに、力強さとエネルギーが湧き出すかのような庭に向き合い、一人佇み眺めます。

一体になる時間は、自分の存在の在り方を見つめる機会を与えてくれました。


《かこ先生より》






『ラス・メニーナス(女官たち)』ベラスケス


私にとって「忘れられない作品」は数多くありますが、一点だけ挙げるなら、スペインのプラド美術館で出会ったディエゴ・ベラスケスの『ラス・メニーナス(女官たち)』です。
それは大学3年生の夏休み。友人と二人、1ヶ月かけてスペインとモロッコを巡る旅の途中のことでした。今はなきアエロフロート・ロシア航空の、少し年季の入った機体に揺られ、成田からモスクワ経由で辿り着いたマドリード。
美大生だった私は、もちろん知識としてその名を知っていました。けれど、いざ実物を目にした時は圧倒され、その場から動けなくなる感覚でした。
何時間でも立ち尽くしていたいような、絵そのものに足を止められてしまうような
私の言葉では、あの凄さを表現し尽くすことは到底できません。けれど、あの時感じた空気だけは、今も鮮明に胸に残っています。


《あや先生より》







大原美術館のカリエールの絵画

大原美術館


高校2年の修学旅行で行った、倉敷の大原美術館。そこで出会ったウジェーヌ・カリエールの『想い』という絵画が忘れられません。

「美術館に行く」ということも私には初めての経験でした。石造りのひんやりとした館内、今にして思えば有名な画家の大きな絵が並ぶなか、ひっそりとあった小さな絵。


頬杖をついて目を閉じる女性の肖像画、
茶色の、うっすら、ぼんやりとした画面に、うれしいのか悲しいのかわからない表情。

その絵を見た途端、目を奪われ、動けなくなり…。なんというか、吸い込まれるようで、泣きたくなるような、ずっと見ていたいような。

買ってきた絵はがきを見ながら、何度か模写をした記憶があります。

ちなみに高校時代は、美術とは全く無関係な人間でした。


あと、私の大学の教授の作品も忘れられない作品の一つです。金工の授業で制作中、「これを参考にしなさい」と古い本を渡されて、こんなやり方もあるのかと感心してタイトルを見ると、教授の名前の作品集でびっくり!一気に尊敬。

なるほと。どんなに有名な絵も、どんなに著名な作家の作品も、自分の身近な人の作ったものには勝てない?そんなことを思いました。


《國井》


 



ということで、

我々も日々、生徒さんたちの作る作品に心を動かされ、共に楽しませてもらっています。


今年はアトリエ12年目。


一年は12ヶ月。

1ダースは12個。

絵の具セットは12色入り。


12と言う数字にどんな意味があるのかわかりませんが、アトリエも一巡りの年。


今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
































昨日,小学生クラスは、年内最後の授業を終了しました。

今回の小学生クラスの「秘密基地作り」の工作では、子どもたちの「つくりながら考える姿」を、毎日のように目にしてきました。

手を動かしているうちに形が変わり、そこから次の工夫が生まれ、また別の発想へとつながっていく。




ところで、
アイデアって、どこからくるのでしょう?
突然、降ってくるもの?

そんなふうに見える時もあります。


でも、子どもたちを見ていると、アイデアが生まれる瞬間は、案外身近なものだったり、または記憶の奥深いところからも、生まれてきているように思います。


それはたとえば、

いつか見た風景。
どこかで体験したこと。
誰かが作っていたもの。
あるいは、ゲームや物語の中の一場面。

など。





一度目にしたものや記憶が形を変え、組み合わさりながら、ふと現れる…。

それは大人も子どもも同じで、
私自身も「我ながら名案!」と思ったことも、振り返れば過去の経験の組み合わせだったり、ということはよくあります。

そう考えると、やはり大切なのは、体験や経験が豊富なことなのかな、とも感じます。 





アイデアは「見たもの」から生まれ、
それを形にする力は、「触ったこと」「試したこと」「うまくいかなかったこと」など、経験値に関わるように思います。

工作に限った話ではありませんが。






今回の工作でも、子どもたちは何度も手を止め、考え、試し、直す、ということを繰り返していました。

もちろん上手くいくことばかりではありません。
でも「どうせ無理」や「わからない」と諦めるのではなく…、

「どうしたらできる??」
「何かできることはないかな?」

その可能性の選択の積み重ねが、前に進んでいける力になっていくと信じています。


完成した作品だけでなく、そこに至るまでの時間や経験、失敗も含めて、子どもたちの大切な財産になることを願っています。