「読んでいて泣いちゃったお友達いないの?」と聞くと、「お友達じゃなくて、先生が教科書を読みながら泣き出しちゃって、皆で「先生、大丈夫?元気出して!」って慰めたの。」とのこと。
先生はむかし飼い犬が死んでしまった時の事を思い出したそうです。
すると、息子が「ぼくのクラスの先生も教科書を読んでいて泣き出したんだよ。」と言いました。
戦争で親をなくしてしまった子供のお話を読んでいる最中だったようです。
「みんな一瞬静まりかえったんだけど、誰ともなく「やーい!先生の泣き虫ー!」って僕たちがわいわい言い出したら、それまで青白い顔で泣き崩れていたのに、みるみるうちに赤くなって「こらーーー!」って怒りながら笑っていたよ。」
可愛い一年生と、憎ったらしい(笑)四年生の違いを感じました。