東京大空襲 平和の集い、 | 美術家 村岡信明 

美術家 村岡信明 

漂漂として 漠として  遠い異国で過ごす 孤独な時の流れ
これを 私は旅漂と呼んでいる

東京大空襲を忘れない、平和の集い、

 

東京大空襲75週年を記念した「東京大空襲を忘れない、平和の集い」は、コロナ禍の感染拡大の中、11月17~21日に開催された。

会場のロビーギャラリーに未発表の墨痕「焼け跡に生き残った人間」44点とパネル10点が展示された。別室ギャラリーにはベトナム戦争のドキュメンタリー写真が展示された。

 

いつも東京大空襲展ではアメリカ軍のホロコースト東京大空襲では“炎に焼き殺される人間の阿鼻叫喚と断末魔の姿”を主に発表していたが、それではあまりにも救いがないので、今年は「焼け跡に生き残った人間たち」を主題に描いた“母と子供たち”を展示した。

この作品はすべて「平和の集い」に寄贈されています。

 

開催初日。江東区文化センターの広い会場に行くと、すでに多くの来場者が来ていた。

飾りつけは足利美術館・館長と学芸員たちが展示してくれた。受付はコロナ感染防止の為の設備から活用まで、二十余人の実行委員の人たちが行っていた。

 

2020・11・30、月