人生論ノート・師走の雨に想う | 美術家 村岡信明 

美術家 村岡信明 

漂漂として 漠として  遠い異国で過ごす 孤独な時の流れ
これを 私は旅漂と呼んでいる

人生論ノート・みんなせになろうよ

師走の雨に想う

  人生、ときには立ち止まり

自分につながる人々に思いを馳せると

祈りと感謝が見えてくる

                        ❜

小雨にそっと手をだす

手に落ちる雨は偶然の出会い

濡れた掌をじっと見る


ひろい空から落ちてくる

 一粒の雨にも運命がある

山里に降る雨,街に降る雨、手に落ちる雨


宇宙と小さな命

人生に綾なす曼陀羅模様

時は刻む、チック、タック、チック,タック

                  

雨と涙はおなじ水なのに

師走雨 どこかで人が泣いている

みんな幸せになろうよ

                                       

(火) 29122015、、、 by MURAOKA Nobuaki。 撮影・村 岡 信 明