2009年6月7日(日)に「サルベージワークショップ」を開催します。
サルベージとはなにか?
主には水の中に沈む船などを引き上げる作業です。
このサルベージの対象は「自転車、バイク」です。
川の橋から下を見ると、時々「何?なんでこんなもの落ちてるの?」と
疑問に思う事はありませんか?
橋の下には人間が「水に流す」という考えから
「川に捨てれば全て自然に帰る」という無責任な誤解によって様々なものが捨
てられています。
それの、一番目立つもの、たくさんあるものが「自転車、バイク」なのです。
人間の営みのある都市環境に入り込む、自然環境としての川。
橋から捨てられた自転車は「自然界」に刺さった人工の刺(とげ)です。
人は自然から全ての物をもらい、自然に触れて癒される。
私たちは自然に何かを与え、「癒した」事があるでしょうか?
今回のワークショップの場所、
目視だけでも50台以上の自転車、バイクがあります。
その芝川、青木水門付近、天神橋下をサルベージします。
実は潜在的にはその倍以上の台数、100台が川に捨てられている状況を把握し、
「感じる事」。
今回は全国の河川でこの日行なわれる水質調査も旧芝川にて実施します。
全ての都市河川を都市環境と自然環境の交わる場所と考え、アクションを起こし
て行く。
川は海に繋がり、その水は蒸発し、地球全体を覆う雲の模様になる。
地球自身が浄化できないもの、人が思わず目を背けてしまうものが、
まさに川に捨てられた、自転車、バイクです。
なにか、むずむずしてきませんか?
綺麗にしたいと思いませんか?
釣るって「面白い」!
大物ですよ!
大漁ですよ!!
「Moving Water Days3『旧芝川―自転車サルベージワークショップ』」
実施日:2009年6月7日(日)
時間:11:00~15:00
場所:旧芝川青木水門近辺
予定:11:00 開会式、スタート
11:30 干潮
12:30 午前サルベージ終了
昼食、自由時間(遊び)
14:30 水質調査
15:00 閉会式
参加者:50人
準備物:軍手、タオル(無い場合、用意もあります。)お弁当
*サルベージした自転車でオブジェ作り!
アーチストたちがサルベージした自転車を使ってオブジェ製作、展示も行ないます。
*6月5日は国際的な記念日である「世界環境デー」です。また、6月は環境
月間として各国、団体で様々な活動を行っています。
今回、環境月間の企画として「国際環境アートムーブ川口」と「FSCサルベー
ジ協会」では「Moving Water Days3『旧芝川―自転車サルベージワーク
ショップ』」と題して旧芝川の青木水門付近の自転車サルベージを企画しまし
た。
主催:国際環境アートムーブ川口 共催:FSCサルベージ協会
協力:獨協大学DECO さいたま県土整備事務所