絵画ファンの皆さま、こんにちは!
毎日暑いですが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、現在大阪で開催中の『バベルの塔』展についてご紹介です。
まずは概要から。


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ボイマンス美術館所蔵 
ブリューゲル「バベルの塔」展


会期:2017年7月18日-10月15日
会場:国立国際美術館(大阪)
公式サイト:http://babel2017.jp
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これまで東京にて開催されていた本展。
東京会場でも、24年振りの来日である「バベルの塔」をこの目で観ようと
多くの人が来場されました。

この夏、場所を大阪に移して開催です!
大阪近辺在住の方は、夏休みというベストシーズンに開催されてラッキーですよね。
お子様も観て大迫力の作品なので、夏休みに合わせて是非ご来場下さい!


ここで少し先に作者であるブリューゲルについて説明しておきます。

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ピーテル・ブリューゲル(Pieter Bruegel)
1525年-1530年頃生

16世紀、今のオランダにあたる場所にブラバント公国がありました。
そこの出身画家であるブリューゲル。
ブリューゲルは、自身の息子も同姓同名のピーテル・ブリューゲルという名の為、
ブリューゲル(父)というような表記をされることが多いです。

このブリューゲルの代表作である「バベルの塔」
バベルの塔は、ブリューゲルの代表作です。
その他にも約40作品ほどが残されています。

初期の頃の作品は、その当時の祭りの様子や市民の生活の様子等を描いた作品を多く残していました。
中期になると、このバベルの塔のように旧訳聖書に書かれている内容を描いた作品が増えてきました。

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ここで豆知識!
実はブリューゲルは「バベルの塔」を描いた作品を2点描き残しています。
今回のバベルの塔展で展示されるボイマンス美術館(オランダ)所蔵作品と、オーストリア・ウィーンにある美術史美術館蔵の作品です。

出来れば2作品を見比べてみて下さい。
パッと見は似ていますが、色合いやタッチが違う事が分かります。

バベルの塔は一体、何を描いた塔なのかご存知でしょうか?
諸説ありますが、旧約聖書「創世記」に描かれている塔で、人類が集まってこの
巨大な塔を作ったとされています。
それが最終的には神によって乱され、人が散り散りになってしまったと言い伝えられています。

実際にこの作品を観てみると、ものすごく細かなところまで描き込まれていて、
何時間観ていても時間が足りない程、細部まで描き込まれているということです。

ここで作品画像をご紹介しますので、一度観てみて下さい。↓↓


■ボイマンス美術館所蔵「バベルの塔」
バベルの塔 ボイマンス美術館

http://meiga.shop-pro.jp/?pid=117186819


■美術史美術館所蔵「バベルの塔」
バベルの塔 美術史美術館

http://meiga.shop-pro.jp/?pid=7337820


画像をご覧頂いてもお分かり頂けると思いますが、本当に細かいところまで描き込まれていますよね。
それが実際この目で観てみると、驚くほど精密に描かれていることがわかります。
是非、一度この機会にその目で実際に作品をご覧になってみて下さい!
一日中観ていても飽きないと思いますよ!


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