抽象主義の絵画って難しい。。。

絵画ファンのみなさまこんにちは！
今日は「抽象絵画」におはなしです。

抽象絵画って、どんなイメージをされるでしょうか。
オシャレなインテリアになるような絵画、というようなイメージはありませんでしょうか。

抽象絵画は、その絵画が意味するものを理解するのが少し難しい気がします。
丸や四角を組み合わせたような絵だったり、図形を組み合わせた絵だったり。
それが何を意味するかが少し難しい気がします。

画家の精神を、色と形だけで表現し構成した作品が抽象画です。
見たものをそのままキャンバスに描くのではなく、湧いて来たイメージを形にする。
そのそれぞれが意味を持つのです。

そこで今日は一例を挙げてみましょう！



カンディンスキー【Composition IX】
制作年：1936年

目に見えない「音楽」を形にしたとされる本作。
カンディンスキーは、目には通常見えないものをどう視覚化するかを考えて表現しました。

丸や四角だけでも、画家が感じたことを表現出来ると発見したのです。

カンディンスキーのその他の作品も少し見て行きましょう。
丸と視覚で構成されているものがほとんどです。


その他の作品も見てみましょう。


カンディンスキー【Composition VIII】



カンディンスキー【Composition VIII】

コンンポジション（Composition）とは、「組成」という意味。
いくつかの要素が組み合わさって意味を成すということ。
まさに、それ。

カンディンスキーが丸や四角を組み合わせて作り上げたものは
全てそれぞれが意味を持ち、表現しているのだということ。

こればかりは素人の我々にはパッとみて理解出来るものではありませんね。
じっくり見て感じたい、そんな作品たちです。


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