絵画ファンの皆さま、こんにちは!
前回の記事で「モナ・リザ」に関する記事を書きました。
モデルとなったのはジョコンド夫人という人物で、実は最初は髪の毛を束ねて描かれていた、という驚きの事実を紹介しました。

今回は前回の続きで、新たな謎や発見についてお話したいと思います。
(すみません・・・前回記事で書ききれませんでした;)

とにかく美しいとされる「モナリザ」
描かれている女性の顔のバランスや、3/4の角度で斜めを向いている角度、背景・・・
全てが美しいとされています。

とくに「口元」
”微笑み”とよく言われますが、微笑んでいるようにも見える女性の口元。
これこそダヴィンチの技が光っている部分なのです。

ダヴィンチは輪郭を描かずぼやかして描きました。
描く色合いのグラデーションによって、ぼんやりと見えるように描いてあるのです。
その曖昧な輪郭が、観るものにとって笑っているようにも見えたりするのです。
すばらしい神業!

前回お伝えしきれなかったのですが、モデルの女性が着ている服が実は黒一色の服ではなかった!
という事実です。

黒色の服の上に、薄いガーゼの服が羽織られていたそうなのです!
なんと驚きの事実!

絵画というのは、その時の時代背景を存分に描きこむもの。
その絵画を観れば、それがどんな時代だったかが分かるといわれています。
特に吹服などの装飾品。
服はその時代の流行が出ますので、絵画が描かれた時代を知るには良い材料なのです。

しかし、この「モナリザ」に描かれている女性は黒一色の服を着ています。
ある説には、これは喪服ではないか!?と言われた程です。

2006年の調査によって、実は女性はこの黒い服の上にさらに1枚羽織ものを着ていたということが分かりました。
では、その服はどこに消えたのか・・・?

絵画を保護するニスによって、見えなくなっていたそうなのです!!
なんと言う事実。

しかもその薄い羽織ものは、産婦さんが着る羽織ものだったそうです。
よってこの女性は出産後に描かれたということが分かりました。

まさか羽織ものを着ていたなんて・・・
黒一色のこの服はとても印象的で、印象に残っていたのですが、
実はもう1枚着ていたというのです。

描かれてから500年以上。
その1枚の絵画が、この時代においても人々の興味を引きつけ
そして研究が続けられて、いまだに新しい事実が発見される。
奥深すぎます・・・

モナリザ ダヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチモナリザ
制作年:1503-1506年
原画サイズ:77×53cm
所蔵:ルーブル美術館

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