絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日はウジェーヌマネとベルトモリゾの金持ちカップルのおはなしです。

ウジェーヌ・マネは画家エドゥワール・マネの実弟。
マネ家はブルジョワ家庭で、父は法務省の高級官僚という素晴らしい家柄。

一方のベルト・モリゾも良家に生まれたお金持ち。
モリゾは、当時お金持ち家庭によくある教養として絵画を学ばせるという流行に則って
自身も幼い頃から絵画を学びました。

そんな二人の結婚。
結婚したとき夫ウジェーヌ・マネは無職。
というか、父親の莫大な財産を受け継いだウジェーヌは働く必要がなかったんですね。

その頃モリゾは画家として活躍していましたので、そのサポート役に徹したウジェーヌ。

1881年ベルト・モリゾが40歳のとき、ウジェーヌ・マネが48歳のとき、
二人は豪邸を建てます。

パリのヴィルジュスト通りというところに豪邸をたてた二人。
この豪邸はモネ、ルノワール、ドガ、ピサロ等の印象派の画家たちが集まるサロンとなりました。
週に一度集まり、おしゃべりしたり食事を楽しんだりする場として提供されていたそうです。

自宅がサロンになり、そして印象派の画家たちがそこに集まる。
なんて豪華なんでしょう。

ただ、モリゾもウジェーヌも若くして亡くなります。
モリゾが亡くなったのは54歳のときでした。
夫であるウジェーヌは、モリゾが亡くなる3年前に59歳の若さで亡くなっています。

一人娘のジュリーはそのとき16歳。
モリゾの豪邸に集っていた画家ルノワールドガ等が娘ジュリーの後見人になって面倒を見ました。

お金持ち夫婦でも、長く生きられなかったら楽しくないですね。
そして一人娘のジュリーの成長も見届けられなかった夫妻。
でも短い人生ながらも、画家達が集まるサロンを自宅で開いたり
充実した人生を送ったのかもしれませんね。

ブージヴァルの庭のウジェーヌ・マネと娘 モリゾ
ベルト・モリゾブージヴァルの庭のウジェーヌ・マネと娘

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