行ってきました!「フェルメールとレンブラント展」
今日はそのレポートをお届けしたいと思います!

先週金曜日の夜、森アーツセンターギャラリーにて。



入り口までたどり着きました。
この時点でテンション上がります!

フェルメールとレンブラント

トントントンと階段を上っていくと、この通路を通ってチケットカウンターです。




残念ながら写真はここまで!
美術館内は写真撮影禁止なので、ここまでになります汗

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美術館内に入ると、まずはフェルメールゆかりの画家作品から展示されています。
壁紙の色は青色に統一されており、フェルメールブルーを彷彿とさせる感じがしてワクワクしました。

そして、ずんずん進んで行き3分の2程きたところでようやく目玉作品
フェルメール水差しを持つ女」の登場!!

すごいすごい!!目を奪われましたね。引込まれました。
フェルメールブルーってこんな色なんだ、作品の大きさってこんなくらいなんだ、とか
何から何までが興味深くて、ずっと観ていられるんですよね。

作品の写真を撮れなかったので、別の画像で作品紹介します↓

水差しを持つ女 フェルメール
フェルメール水差しを持つ女
制作年:1662年ころ
サイズ:45.7×40.6 cm
所蔵:メトロポリタン美術館

フェルメール「水差しを持つ女」は日本初公開作品になります。

実際にみてまず最初に思った事が、「明るい!」ということ。
作品がとっても明るいのです。
これは実は私だけではなく、他の方も実際美術館を訪れて観られた方は
みなさんそうおっしゃるそうです。

今回私が本展を訪れた際に、フェルメールとレンブラント展のディレクターさんが私たちに直接解説をしてくださるというイベントをしていました。
そのおかげで詳しく作品について知る事が出来たのです。
とってもラッキーな出来事でした☆

そのディレクターさんが、皆さんの感想が「明るい」というものだとおっしゃっていました。
あともうひとつの感想が、「本物みたい」というもの。
印象派のような曖昧な表現ではなく、しっかりと描き込まれた作品だという事。
そして、遠近感などがきちんと表現されていて、3次元のものを2次元の絵画にしっかりと写し描いていて、まるで写真のようだという事でした。

実はそれもそのはず。
フェルメールは「カメラ」を使って、風景等の様子を撮り
それを見て作品に描いていたそうなのです。

カメラで撮ったのですが、1600年代のカメラなので、現在ほど精密ではありません。
その為に何がおこったかと言うと、「ぼけみ」という周囲が若干ぼけてボヤっとしているような感じに写ったのです。
それさえもフェルメール作品には反映されているそうです。
なるほどー、といった感じでした。

またフェルメールの作品と言えば、キラキラ「光」キラキラ
今回の美術展全体の見所でもある「光」の表現。

「水差しを持つ女」では、作品左側にある窓からの自然光がとてもしっかりと描かれています。
だから「明るい!」という印象を人々に与えてくれるのでしょうね。


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一方のレンブラント
レンブラントの目玉作品は「ベローナ
こちらも日本初公開になります。

展示されている箇所の壁の色が赤色で統一されていました。
レンブラントが描く闇の黒色のキリッとした印象と赤色のパッとした鮮やかさのコントラストがかっこいいなという印象を受けました。


レンブラント ベローナ アート名画館
レンブラントベローナ
所蔵:メトロポリタン美術館
制作年:1633年
サイズ:27.0×97.5 cm

こちらの作品はうってかわって、闇の中に差し込む一筋の光といった感じでした。
明るいスポットライトをあてたような鋭い光があたったような感じがしました。
作品中で、甲冑に当たる光がきらっとひかり、背景の黒の闇の中に浮かび上がるように見えました。

レンブラントってすごいですね、改めて思います。
光の表現が素晴らしい。
美術館で見るとそれがより一層引き立ち、ふわーと浮かび上がるような印象を受けました。

フェルメールとレンブラント、それぞれの光の表現は全く違いますが、
どちらも光を上手く取り入れて描きました。
どちらも美しい光だな、とその印象が強かったです。

会期はあと半月ほどで東京は終わってしまいます。
その後は福島へ移動するそうです。

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フェルメールとレンブラント
17世紀オランダの黄金時代の巨匠たち

会期:2016年1月14日(木)~3月31日(木)
場所:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ52階)
チケット:当日一般1600円/前売り1400円(学割あり)
公式HP:http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/
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