こんにちは!
今日は、クロード・モネについてです。

モネの作品でもなくて、今日はモネが人生でどう転居したか!というマニアックな特集をしてみたいと思います。
まずは簡単にまとめたものをご紹介!

■■□―モネの転居歴――――――――――――――――――□■■

1840年 パリに生まれる
    ↓
1845年 一家でル・アーブルに移住

1861年 兵役でアルジェリアへ
    ↓
1862年 アルジェリアから帰国し(病気のため)ル・アーブルに戻る
    ↓
1862年 パリへ移住(シャルルグレールのアトリエに入る為)
    ↓
1870年 ロンドン移住(戦争から逃れるため)
    ↓
1871年 フランス、アルジャントゥイユへ移住
    ↓
1878年 パリ移住、同年ヴェトゥイユに転居
    ↓
1881年 ポワシーへ移住
    ↓
1883年 ジヴェルニーへ移住(ここが終の住処となる、ここから約30年間)

■■□―――――――――――――――――――□■■

このように、すみかを転々としてきたモネ。
人生86年のあいだ、晩年の約30年間は固定でジヴェルニーで積みわらや睡蓮を描き続けていましたので、そこの移動はありません。
という事は逆に、生まれてからの42年間のあいだでの移動が多かったんですね。

まぁモネの限らず、昔の画家は留学したり、デッサンへ各国の美術館を訪れたり
兵役や亡命などで海外へという事も頻繁にありました。


それぞれの土地で描かれる作品ももちろん違います。
ル・アーブルのような海辺では海の作品を、ジヴェルニーでは庭を、アルジャントゥイユは野原や草原を描く事が多かったです。


またそれぞれの土地で影響を受ける人物も異なりました。
次はそれぞれの土地で影響を受けた人の紹介です。

■■□――モネに影響を与えた人物―――――――――――――――――□■■

幼少期 義母姉であるマリー=ジャンヌから絵画への興味を受ける。
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1857年(16歳) ウジェーヌ・ブータンと出会い、風景画を描く素晴らしさを教えてもらう
    ↓
1859年(18歳)パリでピサロと友人になる。
    ↓
1862年(22歳) アルジェリアから帰国後、ル・アーブルに戻りブータンとより仲を深める
    ↓
1862年(22歳) パリへ移住したときに、画家仲間ルノワール、バジール、シスレーと出会う。
    ↓
1870年(30歳) 戦争を逃れるためにイギリスに亡命、このときにピサロとともに移住した。 
    ↓
1871年(31歳)ル・アーブルを去り、アルジャントゥイユへ転居した所へ
マネルノワールが来て、デッサンをする。このときに後の「印象派」のもとになるような画風が生まれる
    ↓
1874年(34歳) 印象派が生まれるきっかけになった展覧会が開催された。
ここから印象派を突き詰めていく。
    ↓
1883年(43歳) 終の住処であるジヴェルニーに移住、画家カイユボットやルノワールが訪れる
一緒にデッサンしたりと絵画技術の向上に努めていた

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モネといえばルノワールと仲が良く、お互いに影響を与えたという話は有名ですが、
元々はウジェーヌ・ブータンからの影響が大きかったんですね。


また転居が多かったモネ。
絵画ファンの方で、フランスに旅行に行かれた際に実際にモネが移り住んだ場所を辿る旅をされている方もいらっしゃいますよね。
うーーんドキドキ羨ましいかぎりです!!

私はまだパリにしか行った事がありません。
それにパリだけでも、画家の足跡を全て辿るには時間が足りませんでした泣

フランス、イギリス、アルジェリア(←兵役のために1年だけ)を転々と転居してきたモネ。
その土地ならではの風景を描いてきました。
人生の晩年の30年間はジヴェルニーのモネの庭で、睡蓮を描いたり静物画を描く日々が続きましたが、それまでの転居によって描かれてきたその土地ならではの作品を沢山残しています。

その全ての土地を訪れてみたい。
そしてモネが実際に何を見て作品を描いたのか、それを実際に見てみたい。
これが私の夢でもあります。

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