2016年に開催される大巡回展をまとめてみました!
さすが大巡回展!有名作品がいっぱい来日しますよ~
それではみていきましょ!


1)
フェルメールとレンブラント展
-17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展-

開催中~2016年1月5日 会場:京都市美術館
2016年1月14日~2016年3月21日 会場:森アーツセンターギャラリー
2016年4月6日~5月8日 会場:福島県立美術館

2015年夏から始まった「フェルメールとレンブラント」展。現在は京都の会期が終わろうとしているところ。
続いて、場所を東京そして福島と移動させていきます。
本展はオランダ黄金時代を代表する名画約60点を公開!
フェルメールレンブラントという組み合わせは、17世紀のオランダを代表する最高の画家コンビ!
フェルメール「水差しを持つ女」が日本初公開!!!



2)
リバプール国立美術館所蔵ー「英国の夢 ラファエル前派展ー」

2015年12月22日~2016年3月6日 会場: Bunkamura ザ・ミュージアム 
2015年3月18日~2016年5月8日 会場:山口県立美術館

2015年はじめから行われているこのラファエル前派展。新潟、名古屋を経て、場所を東京そして山口へと移動していく巡回展。
19世紀半ばにリバプールにおいて、マンネリ化が進んでいたロイヤルアカデミーの芸術に反論を唱えたラファエル前派。
そして彼らが取り戻したかったのは、ルネサンス期の画家ラファエロ以前に戻そう!と唱えたそう。
そのラファエル前派の特集した美術展。
ロセッティ、ミレイ、ハント、などの画家の作品が65点程集結!!



3)
ボストン美術館所蔵「俺たちの国芳 わたしの国貞」

2016年3月19日~2016年6月5日 会場: Bunkamura ザ・ミュージアム 
2016年6月18日~2016年8月28日 会場: 神戸市立博物館 
2016年9月10日~2016年12月11日 会場: 名古屋ボストン美術館 

歌川国芳と歌川国貞といえば兄弟弟子関係。ただし、二人が描いた作品の基調は全く違うテイストになっています。
国芳の方は、武者絵を多く描いたのに対して、国貞の方が美人画を多く描きました。
そんな二人の巨匠の作品が一度に見れる美術展が開催されます。
ボストン美術館所蔵の170件、350枚が来日します!


4)
モネ展-「印象,日の出」から「睡蓮」まで

2015年12月22日~2016年2月21日 会場: 福岡市美術館 http://monet-fukuoka.jp

今回のモネ展。すでに東京では会期が終わっています。今度は福岡に場所を移動してきました。
サイトを見てみると「究極のモネ展」とキャッチフレーズが!!
10代の頃から晩年までにモネが描き続けた作品を一挙に集めた美術展だからです。
今回面白いのが、展示期間の前期と後期で展示の目玉作品が変わるという事!
前半の2015年12月22日~2016年2月3日には「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」が、後半の2016年2月4日~2月21日には「印象ー日の出ー」が展示されます。
会期中に2度観に行かなければなりませんね!



5)
ジョルジョ・モランディー終わりなき変奏ー

2015年12月8日~2016年2月14日 会場:兵庫県立美術館
2016年2月20日~4月10日 会場:東京ステーションギャラリー
2016年4月16日~6月5日 会場:岩手県立美術館


ジョルジョ・モランディは、20世紀を代表するイタリア人画家。壷や花瓶などの静物画を多く描いています。
日常にありふれた風景、テーブルの上の置物などのごく普通の風景を描き続けたジョルジョ・モランディですが、
なぜか心が震えるような何かを訴えるような作品ばかりです。
ジュルジュ・モランディーの故郷であるボローニャにあるモランディ美術館の全面協力のもと開催されます。


6)
ピカソ、天才の秘密

2016年1月3日~3月21日 会場:愛知県美術館
2016年4月9日~7月3日 会場:あべのハルカス美術館

ピカソと言えば、「青の時代」と「バラ色の時代」についてよく言われます。
青の時代とは、ピカソの暗黒の時代のことを指し、気分的にも落ち込んでいた時期に制作した作品の事を指します。
色彩も青色で暗いものが多く、描かれているテーマも売春婦や裸婦や乞食などといった物が多いです。
反対にバラ色の時代に描かれたものは、明るいテーマの物が多く、とくにサーカスがテーマになっているものが多いと言います。
その二極化した時代の両作品が同時に展示される貴重な展覧会。


7)
東山魁夷展

2016年7月16日~8月28日 会場:九州国立博物館
2016年9月17日~10月30日 会場:広島県立美術館

澄み渡る青い色合いの風景画を描く東山魁夷。日本の風景画の巨匠の巡回展が開かれます。
今回、九州と広島を回りますが、九州の国立公館では初めての開催、中国地方では17年振りとなる回顧展。
なんとも貴重な機会ですね!



8)
アカデミア美術館所蔵「ヴェネチア・ルネサンスの巨匠たち」(仮称)

2016年7月13日~10月10日 会場:国立新美術館
2016年10月22日~2017年1月15日 会場:国立国際美術館

イタリアのフィレンツェにあるアカデミア美術館。ここにはヴェネチア絵画がたくさん所蔵されています。
今回は15世紀から16世紀にかけてのヴェネチア・ルネサンス絵画の系譜をたどる美術展。
ジョヴァン二・ベッリーニからティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼといった各時代の巨匠作品が一堂に会す美術展です!



9)
メアリーカサット展

2016年6月25日~9月11日 会場:横浜美術館
2016年9月27日~12月4日 会場:京都国立近代美術館

19世紀後半のパリで活躍したアメリカ出身の印象派の画家、メアリー・カサット
エドガー・ドガに才能を見い出され、身近な人々や家庭の情景を主題に独自の画風を確立した女流画家です。
今回は約100点もの作品が集結します!母と子の柔らかな雰囲気の作品を観てホッとしませんか?



10)
ルーブル美術館特別展 ルーブルNo.9「漫画」9番目の芸術(仮称)

2016年7月22日~9月25日 会場:森アーツギャラリーセンター
2016年12月1日~2017年1月29日(予定) 会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル

ルーブル美術館で行われている漫画プロジェクトをご存知でしょうか?
ルーブルと漫画!?ってと思われるかもしれませんが、"ルーブル”をテーマにして漫画家に自由に作品作りをしてもらう「BDプロジェクト」が進行中なのです。
BDとは何か??それはバンド・デシネの略。フランス語で漫画をさす言葉だそうです。
BDは、フランスでは第9番目の芸術とされています。
それくらい大事な芸術分野として漫画は見なされています。
ところで、その第9の芸術マンガとルーブルのコラボが展示会としてやってきます。
日本人は「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦氏が参加しています。とっても面白そう!!



11)
ダリ展
2016年7月1日~9月4日 会場:京都市美術館
2016年9月14日~12月12日 会場:国立新美術館


ダリ展は約10年振りというご無沙汰の巡回展。
10年振りということで満を持して開催されます!
ダリの作品は、スペインのガラサルバトール・ダリ財団とアメリカのサルバトール・ダリ美術館が中心になって所蔵しています。
そこから集めた140点のコレクションが日本にやってきます!


12)
デトロイト美術館展ー大西洋を渡ったヨーロッパの名画たちー

2016年4月27日~6月26日 会場:豊田市美術館
2016年7月9日~9月25日 会場:大阪市立美術館
2016年10月7日~2017年1月21日 会場:上野の森美術館


デトロイト美術館といえば、古代エジプトの美術から現代近代美術作品まで約6万5千点を所有する巨大美術館。
そのデトロイト美術館に所蔵されている作品から、ヨーロッパの名画が日本にやってきます。
今回やってくるのはゴッホ「自画像」をはじめ、モネルノワールセザンヌドガなどの有名画家たちの作品ばかり!
印象派をはじめ、その他の有名作品をまとめて観られるのはとっても貴重です!
有名作品を観たい!という方にはオススメの美術展です。


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以上、現在わかっているだけdの2016年の大巡回展を紹介しました!!
今年も今日の記事で終わりになります。

また2016年も本ブログをよろしくお願いします^^

お読み頂きありがとうございました~良いお年を♪



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