1830年~1903年 印象派
カミーユ・ピサロ (Camille Pissarro)
<年表>
1830年 7月10日カリブ海にある西インド諸島セント・トマスで生まれる
1841年 パリの学校に通う
1847年 一旦故郷に戻る
1852年 セント・トマス島でデンマーク出身の画家フリッツ・メリビーと出会い絵画を学ぶ
1854年 ベネズエラのカラカス島へ旅行
1855年 再びフランスへ行き、エコール・デ・ボザール入学
当時フランスでは、パリ万博美術展が開催されており、そこでコローやクールベの風景画を見て、影響を受ける。
1859年 「モンモランシーの風景」が初出品ながら入選
1861年 アカデミー・シュイスでセザンヌに出会う
1862年 シャルル・グレール画塾でモネ、ルノアール、シスレーらと出会う
1866年 ポントワーズに移住
1869年 ルーヴシエンヌに移住
1870年 普仏戦争から逃れてロンドン郊外へ移住
1870年 ジュリー・ヴェリーという女性と結婚
1874年 第1回印象派展出品。以降第8回印象派展(1886年)まで全てに出品
1884年 エラニーに移住。
1885年頃 この頃からスーラなどの新印象派が用いた技法である点描表現も作品に取り入れる
1903年 11月13日パリにて死去。73歳。
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1830年7月10日カリブ海にある西インド諸島セント・トマスで生まれる。
父親はそこで雑貨店を経営していた。
1841年、フランス、パリの学校に通うが、1847年に故郷に戻る。
1852年にセント・トマス島でデンマーク出身の画家フリッツ・メリビーと出会い絵画を学び、1854年までベネズエラのカラカス島へ旅行する。
1855年、画家の道に進むことを志したピサロは、再びフランスに行くことを決め、父親を説得した。
エコール・デ・ボザールに入学。
当時フランスでは、パリ万博美術展が開催されており、そこでコローやクールベの風景画を見て、影響を受ける。
そして一時はコローのアトリエで絵画の勉強をしたこともあった。
1859年には、サロンに「モンモランシーの風景」を出品し、初出品ながら入選する。
1861年にアカデミー・シュイスでセザンヌに、1862年にはシャルル・グレール画塾でモネ、ルノアール、シスレーらと知り合い一緒に屋外で絵画の制作していた。
印象派の画家のなかでは最年長で、なおかつ温厚な性格から、他の画家たちからよく慕われていたという。
1866年にポントワーズに移住、1869年にはルーヴシエンヌに移住する。
1870年には普仏戦争から逃れてロンドン郊外でも生活する。ここでも、多くの作品を残している。
この年に、ジュリー・ヴェリーという女性と結婚する。
帰国後は再び、ルーヴシエンヌやポントワーズに住む。ここでも農村の風景などを描いた。
ピサロは、印象派のメンバーでただ一人1874年から開催された第1回~8回印象派展(1886年)、全てに出品している画家である。
1884年エラニーに移住。
1885年頃からはスーラなどの新印象派が用いた技法である点描表現も作品に取り入れるものの、5年ほどで取りやめた。
1903年、11月13日パリにて死去。73歳。
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<作品一覧>
赤い屋根
井戸端の女と子供
干し草の刈り入れ~エラニーにて~
ジャガイモの収穫
テアトル・フランセ広場~雨の効果~
テアトル・フランセ広場
ボントワーズ、エルミタージュの坂道
ボントワーズ近くの工場
ミルボー家の庭と鶏小屋 レ・ダンにて
モンフーコー~雪の効果~
モンフーコーの農場
モンマルトル大通り~曇りの朝~
ラ・ロシュ・ギュイヨンの散歩
リンゴ狩り
ルーアンのサンスヴェール埠頭
ルーヴシエンヌのヴォワザン通り
ルーヴシエンヌのヴェルサイユ街道~雪の効果~
干草を刈る農婦~夕暮れのエラニーにて~
白い霜
エラニーの冬~朝日の効果~
パリのポン・ヌフ
エルミタージュのコート・デ・パブ
ラ・ロシュ・ギュイヨンの広場
マルヌ河の岸辺
帽子を被った農家の娘
小枝を持つ少女
エラニーでのリンゴ狩り
オペラ座通り
イタリア通り
ボアザンの村の入り口
Garden at Les Mathurins
エラニーの景観
エラニーの草原
雪に注ぐ朝日~エプトにて~
花を咲かせている西洋梨の木~エラニーの朝~
エラニーのすももの木
ルーヴシエンヌ通り
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