議論を巻き起こした柔道男子60キロ級準々決勝の判定に関し、

引退後アカデミックな分野で活躍されているオリンピアン溝口紀子さんが一刀両断。

日本国内でも、同様の判定が出た可能性がある、とおっしゃっていました。

 

さらに、国内の講道館ルールと国際ルールの2つがあり、後者の方が

進化のスピードが速いことを念頭に入れるべき、

日本のコーチ陣もそれをわかったうえでの抗議だった、、、とも。

 

=>東スポ「溝口紀子氏 五輪の柔道不可解判定に「日本は講道館ルールと国際ルールの2つある」 (後日リンク切れになる可能性あり)

 

日本のお家芸ともいえる柔道が国際的になり、

もともとの確固たる国内ルールと、国際性を反映した柔軟的世界統一ルールとの間で

多少の乖離ができるのでしょう。

 

で、今回この「講道館」という言葉に反応しました。

春日局終焉の地を見に行ったとき、通りかかったあの場所だわ、と。

9/25/2022ブログ

 

 

講道館本部の前には、朝倉文夫作・嘉納治五郎氏の像が置かれていて目を引きます。

NHK大河ドラマ「いだてん」では役所広司さんが嘉納治五郎役を演じられていました。

 

 

 

この散歩で遭遇するまで講道館の名称は知らなかったのでその場でWikiをあたると、

嘉納治五郎氏が興した柔道の総本山、とありました。

当初の立地はこの場所ではなかったようですが。

 

 

1860年生まれ・77歳の時に太平洋上で客氏した嘉納氏。

生誕100年の記念にこの銅像が作られたようです。

 

 

 

嘉納氏の一口サマリも出ています。

東大で政治その他を学んで、教育者となり、議員経験もあり、そのうえで

柔道の父になったりIOC委員を務めたり。

広い活動範囲には驚くばかり。

もっとも国の健全性は、国民の健全な発育あってこそ。

そういう意味では政治・教育と直結している、とも言えそうです。

 

 

 

 

(蛇足ながら溝口紀子さん、Wikiを読んでいたら、

「希望の党」から静岡県第一区からの出馬要請があったものの、

自民党および上川陽子氏への恩義から辞退した、とのこと。

現・法相の上川陽子氏と同じ選挙区からの立候補なんてちょっと無茶な話・・)

 

 

 

嘉納治五郎氏といえばオリンピックミュージアム中庭には

洋装の銅像があります。

 

 

作者はMitsujiさん?

 

 

 

この方、松田光司氏でした。

でも!!ミュージアムのこけら落としが終わっても、作者は納入先の

固有名詞を出して宣伝することができないとは・・。

すごい規約のしばりがあるんですね。

 

 

 

蛇足その2)

本日ツイッターこと「X」で拾った鳩サブレ―のこんな情報。

カワイイ!

 

 

 

蛇足その3)

やはり同媒体で拾った話。

新潮文庫のプレミアムカバーに、ケストナーの「飛ぶ教室」が登場したみたい。

(緑色のカバー。)

でもーーー、「飛ぶ教室」はこんなスマートな単色カバーでなく、

少々野暮ったいイラスト入りじゃなきゃ嫌だな~。

(幼い時の思い出が強いから。でもどんなイラストだったか

全く覚えていないのだけど。)