●寺田農さん逝く

 

俳優・寺田農さんが死去されたとのこと。

合掌。

 

父上の政明氏は、画家でした。

と言ってもそれを知ったのは6年前。

現SOMPO美術館で開催されたクレパス展に2点ほど氏の作品が展示されており、

その際に初めて気づいたのだった。

 

↓ブロガー内覧会で撮影許可を得たときの記事。

このリンク画像の2枚が、寺田政明氏の作品です。

それぞれタイトルは「子ども」と「夢」。

 

 

 

政明氏は北脇昇と親交があったそうで、シュールの画家という分類です。

でも、本展出展作は、どちらかというと具象。

クレパスの特色を生かし、ファンタジックな題材で描いています。

一方で、鑑賞者に与える印象はとってもシュール。

 タイトルの子ども、夢を描きつつそれを裏切るかのような

ある種の落差を忍び込ませています。

 

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好事魔多し

千秋楽を明日に控え、1敗で独走していた尊富士に再び土がついた。

しかも、土俵を割る際に負傷し、車いすで運ばれたという。

110年前ぶりの記録となる、新入幕優勝がかかっていたのに。

明日、万全の状態に戻るのは難しいかもしれない。

大記録目前で、予期せぬ暗転・・

 

暗転といえば連日のMLB通訳問題。

大谷さんの新妻報道合戦はもうやめればいいのに、、と思っていた矢先、

予期せぬ方面からきた大激震。

新妻報道フィーバーが静まったのはいいけれど。

 

大谷選手への影響はすでに見て取れる。

捜査に関係した今後の影響という以前に、すでに

現地の野球ファンの間では、ずいぶん評判を落としてしまった。

 

報道のリツイートコメントを見ると、

Shoheiが慌てて結婚したのはスキャンダルによるイメージダウンを防ぎ、

Family manであることを演出するためだったんだろう、なんていう

見当違いなコメントまで。

 

もともと日本でもてはやされていたときから、米国でのシニカルなコメントは時折

目にしていたけれど、それがさらに増長。

 

ただ、”野球だけしてそれ以外を他人に丸投げすることへの疑問”を呈する声はごもっとも。

ロサンジェルスタイムズの見出しにも、

「It’s time for Shohei Ohtani to act like an adult.」というのがあった。

(有料記事で中身は見ていないけど。)

その他コメントを見るにつけ、

大谷選手の口から何も語られないことで、信用を落としてようでもある。

 

大谷さん、高校時代プロ入りのための道筋を描いていたけれど、

(いわゆる目標達成シート、あるいはマンダラチャートというやつ)

野球人としての何十か条が中心で、あとはフィジカル面、精神面に限られた。

大リーガーになるために英語を必死で頑張る、というのはなかった気がするし、

渡米を見越した自立への道筋は含まれていなかった。

 

目標達成シート公開時は、大谷は立派だ、という賛辞ばかりだったけど、

よく考えると、野球以外の視野が狭かった印象も。

 

でも、外国で一旗挙げるということは、言葉も含めた現地での順応と自立が不可欠では。

スタンフォード入りを決意した佐々木麟太郎選手は、そのへんに

気づいていたのかもしれない。

 

 

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徐々にピンクが増えている新宿御苑

 

夕方行けば混雑は緩和されているかな? ノーノー、とんでもない。

閉園間際まで芝生の上でのんびりする人々が多いのか、大混雑の新宿御苑。

(早咲きシダレザクラ付近は9割がた外国人。2年前より一気に増えた。)

西日に照らされて景色としては悪くなかったけれど。

 

それにしても、ここへきてピンク色が増えてきた!