日本橋川・神田川・隅田川クルーズつづき。
日本橋川の上方にかかる首都高は2040年あたりをめどに地下化計画が進められています。
地下化該当部分では、人知れずすでに切断が始まっており、
クルーズでは、解体されつつある様子も見どころの一つになっています。
下の写真奥は、解体したものを輸送用に切断する場所。
日本橋を歩いていても気づかなかったけど、乗船した途端、
(ちょうど出発地の日本橋寄りの部分で)工事が着々と進んでいることを実感します。
上空の景色は、今後も徐々に変わっていくのでしょうねぇ。
日本橋川上空の首都高があるうちに、この景色を目に収めておくことにします。
いつの日か、気が付けば空がぐぐっと広くなっていることでしょう。
クルーズで、すごいなぁと感心したこと。
それは船長さんのタイムキープ。
お茶の水あたりで丸の内線通過を見ることができるのですが、実はこれ偶然ではないそう。
時刻表に合わせてこのタイミングで通過を見て、通過後に橋をくぐるように
運航計画ができているとのこと。
ダイヤ乱れがない限り、きちんとうまく収まるよう運航されているみたいです。
新型車両には乗ったことがあるけれど、
こうして外から見ると前面部分の窓が楕円形っぽくてフォルムがキュート。
加えてー
車両の端の窓が丸窓なんですね。
クルーズのガイドさんの指摘で気づきました。
丸の内線だから、丸窓、とおっしゃっていましたが、ジョークなのか
本当なのか・・・真偽のほどは不明。
もうひとつ「へえ」と思ったこと:
花街として知られた柳橋界隈に差し掛かると、ガイドさんは話を一切中断。
無言で通り過ぎます。
花街の名残りをとどめたこのあたりの川の両岸には、屋形船がズラリ。
営業妨害をしないよう、静かに航行する(暗黙の?)ルールになっていました。
陸上同様、縄張り、的なものがありそうです。
歴史的な経緯からいっても。
山手線と埼京線かな?
段違いで見られる場所もありました。
橋をくぐり抜け、下からそれを眺める、、
それを繰り返しながら、毎回頭上に違う景色が広がっている、
そんな体験も船ならではでした。