まずは今日の本題に入る前に ー先日参照した杉本博司さんのオブジェ「SUNDIAL」↓の件。

計算結果が出たのでお知らせです?!

 

 

 

このオブジェのタイトル脇に書かれていた数式は、このオブジェを数式で展開したもの、という触れ込みでした。

そこで夫に、この通りに計算して実際この形と同じものができるのか、検算してもらいました。

 

 

 

まずはエクセルで準備。

【作成手順】
①曲線を表す数式をエクセルでx,y,zの数値データに変換(u,vを変数として、x,y,zを計算)
②上記のx,y,zの数値データをCSVデータとして出力
ここまでで、二次元の形が出来上がり。

 

 

 

さらに、3Dソフトで展開してみます:

 

③リニアングラフ3D という無償ソフトで上記のCSVデータを読み込み
④グラフ設定変更で、少し斜めからの表示にして、グラフ画像を出力。

 

すると、できました~。

やっぱりあの計算式、れっきとした”本物”だったようです。

 

 

 

さて、このパブリックアートが置かれている大手町プレイスには、

さらにもうひとつ大物のオブジェがあります。

 

それがこちら:西野康造《宙(そら)に架かる》

 

オフィス内ですが、一般利用者スペースにあります。

丁度エスカレーターを上ったところに。

 

 

 

見る場所次第では土星の環のようにも見え、宇宙の感じあります。

 

 

 

 

最近、大手町付近はビルの建て替えがかなり進んで、

できるそばから、働く人向けの癒し空間重視が目立ちます。

 

例えば、大手町ファーストスクエアのサンクンガーデン。

谷間の発想というか、道路よりも1F分低い場所に設けられているので車が視界に入りません。

 

 

トンボっぽいオブジェも。

 

 

 

このあたりは、コロナを挟んで一気に景観が変わった区間も多々。

大手町界隈に用事ができたら、いつもとは違う道を選んで歩くと、

風景の変遷にびっくりするかも。