四谷界隈に須賀神社というのがあるのですけれど、
脇のところの坂は、いつも参拝目当てじゃない雰囲気を漂わせた人たちが集っています。
去年あたりはパラパラと、最近では、外国語が聞こえてきて、
観光客が戻ったという実感と、海外からわざわざ訪れたい場所なの???
という疑問が湧いてきます。
そして疑問氷解。
映画「君の名は。」のラストシーンやメインビジュアルで使われた場所らしいのです。
上にある神社脇から、続々と階段を行ったり来たり。
いかにも聖地詣でという風情です。
なにしろ映画は見ていないので、もっぱら坂の上で人間観察に終始し、そして須賀神社にお参り。
本殿の上方には、自慢の三十六歌仙の絵と歌が飾られています。
そして先日、須賀神社の目と鼻の先に、Hotel de Mikuniを見つけました。
こんなところにあったの?これまで何度かこの神社に入っていますが、
初遭遇。
ただ、門は堅く閉ざされ、
中を覗くと無造作に金庫がころがっています。
閉店??
でも門のところには、ゴ・エ・ミヨ(ゴーミヨーと呼んでますが)の2022年認定証が見受けられ、やっぱり現役なの?
CD?ディオールみたいなイニシャルは意味不明。
シェ・松尾は松濤の瀟洒な一軒家。
かたやオテル・ド・ミクニはここにあったのかぁ。
四谷のわりと普通の住宅地です。
(迎賓館そばの静かな場所、とも言えなくもないですが・・)
私のオテルドミクニのイメージは、もっぱらブリックスクエア(およびそれができる前の
古河ビル)だったので。
神社の境内にあった提灯を見ると、
オテル・ド・ミクニがしっかり協賛しています。
やっぱりオープンしているのかなぁ、、
などと疑問に思いつつ検索したら、2022年末に一旦閉じて、来年新たな展開を見せるそうです。
さすがに営業しているのであれば、金庫を無造作に敷地内に置いたりしませんよね。