私はもっぱらメトロユーザーなので、JR飯田橋駅の改装工事終了(*)は知っていたものの、駅舎のテラスに上ってみることはこれまでありませんでした。
外から見るとなかなかシックで2F部分がカフェになっているのが見えます。
どんな感じなのかなぁと興味はありましたが、神楽坂から飯田橋駅に向かうと、JRの駅より手前にメトロの入り口があるので、わざわざ足を延ばすことがなかったのです。
(*)飯田橋駅ってこれまで結構シャビーでしたが、1年前ぐらいにテラス付きのこじゃれた
いでたちに大変身。なにより以前はあの大きなカーブのせいでホームと電車床の隙間が30㎝ぐらいあって、たまにJRを使うと怖いなーと思ったものです。今回の工事でそれが改善されたのは何よりの朗報!
で、あるとき、ふと足を踏み入れてみました。
ランチに向かう際、ちょっと早めに飯田橋についたので。
2Fに上ってみたらあらびっくり、あの東急系スーパー、プレッセが入っていて、その一角がカフェになっていました。
テラスに出てみます。
寒く無ければなかなかよさげ。
店内で購入したものをここで食べるもよし、食事のメニューも別途あります。
そしてなによりーー!!
お堀が一望に見渡せるのです。
ただのお堀、、、ではありません。
春の時期を想像してみましょう。
お堀の両側ずらり見事な桜の競演が見えるはず。
(以下は上島珈琲さんのFBコピーです)。
下の写真の右端に見えるのが有名なカナルカフェ。
お堀のただなかに浮かぶドックのようなカフェですが、なにしろ桜の時期はクレージーな大混雑。
かつてカナルカフェがオープンした年や翌年には満開の時期に行きましたが、ガラガラだったのになぁ。
それがいまや1時間待ちならラッキーみたいな状況になり。
ガラ空き状態を味わってしまっただけに、あの長蛇の列に並ぶのはちょっと・・
となればこちらのテラスという選択肢はどうでしょう。
知名度的にカナルカフェよりはずっと楽に桜見物できそうです。
その時期になるとSNSであっという間に広まっちゃうかもしれないけれど、駅上のスーパーのカフェだから、長居率は低いのではないでしょうかね。
プレッセの隣にはGodivaカフェが入っていました。
こちらの方は座席数も少なく、席争奪戦になりそうな予感です。
そして靖国方面に視線を送ると、なにやら目がキャッチ。
城壁・・・
えっ?こんなに完ぺきな形で残っていたっけ?
これまで気づかなかった私の眼は節穴なり。
ここは新宿区と千代田区の狭間ですが、駅があるのは千代田区側。
さすが財力最強の千代田区。
江戸城外堀だったこの周辺の歴史に関し、丁寧な説明板が至る所に無数に設置されています。
ちゃんと読み込んで、なにか発見があったら続報を記したいと思います♪
ざっと読んだところでは、ここにかつて第三セクター系っぽい感じの鉄道がとおっていたようです。
飯田橋~神楽坂はなかなか奥深いです。