昨日のエントリー89歳の現役アマチュア写真家・西本喜美子さんの写真展『遊ぼかね』に、

西本さんの作風がギャグ風だけではない旨書きましたが、

アーティスティックなものですと、例えば、こんな感じ。

 

 

 

展示スペースに入ってすぐの壁面はこんな感じでした。

 

想像と違う作品がずらりとあって、一瞬、びっくり。

 

 

 

 

三枚目的な写真ばかりと思っていたのですが、

二枚目的な作品も数多く制作されていたとは・・

 

 

こちらは植物などのシリーズですが、

見慣れたものを拡大することで、

ちょっと形而上的な風合いを創出しているものもありました。

着眼点が面白いです。

 

影やグラデーションを使っていたりして、どれも色合いがきれい。

 

 

 

 

。。。かと思えばちょっとグロテスク系な自然のものも。

昆虫シリーズです。

 

こちらの写真は大判で入って右側の壁にかかっていました。

 

 

 

 

おそらく最初はこうしたアート的な作品から出発したのではないかと思います。

 

そのうち、どうやら画像処理ソフトにはまったようで、色調やレベル補正やー

 

 

 

 

合成などを駆使。

 

とはいえその土台に独特のユーモアがあるわけで、

いくら便利なソフトのお世話になっているとはいえ、

これほどファンが多いというのも、

ユーモアたっぷりのアイディアに負っているところ大ですね。

 

 

 

 

左の写真も、自分の写真に鳥を合わせて制作しています。

 

 

 

お部屋もファンキーで、

西本ワールド炸裂です。

 

室内はかなり混雑していたのですが、

人々が西本さんの履歴書のあたりや自然写真に群がっていたスキに

撮影しました。

 

 

 

今後ますますのご健勝とクリエーションを楽しみにしております。