◆ ビザの発給はマンションの一室、それも台所だった・・・ジンバブエ大使館

 

 

先日白金にある松岡美術館へ行った折り、ある建物を見つけて、

むりょうに懐かしい気分になりました。

 

それはー ジンバブエ大使館。

会社入社1年目に、輸出物のビザ発給のために訪れた場所。

 

見掛けは普通のマンション風で、とても大使館には見えません。

しかも駅から少々離れていて、

方向音痴の私がよくも迷わずにたどり着けたものだ、と感心してしまいます。

 

 

 

 

この場所が強烈に記憶に残っているのは、仕事で初めて訪れた大使館だったというだけでなく、

ビザの発給方法が極めてユニークだったから。

 

 

査証受給希望の旨説明すると、通されたのはなんと台所。

書類審査、および査証印の押印が行われたのは流し台の上だったのです。

 

どうやらここはもともと個人宅用マンションに建てられたようで、

事務室仕様になっていないのです。

 

なので、流し台のある台所も事務室として使用され、

査証発給の場所になっていたのです。

 

 

 

 

今でもあの流し台で査証を発給しているのでしょうかね?

 

 

 

 

 

さて、大使館つながりでご紹介したいのはエジプト大使館です。

 

 

 

 

スフィンクスとかミイラなどの模造作品が敷地内のごろごろ転がっていて、

訪ねるたびに、玄関前のオブジェが変わります。

 

 

 

 

最近では、玄関前に着色された男性像2体が追加されました。

 

 

 

玄関には、スフィンクスもどきの像。

まるで狛犬のよう。

 

 

 

 

さらにルーブル美術館でも見た覚えのある

後ろ足に重心を残したまま歩行しようとする人の像も。

 

 

 

このほか庭の裏にも、エジプト感たっぷりの彫像が無造作にころがっています。

結構こうしたオブジェには事欠かないのでしょう。

 

きっと大使館内にも、この手の古代エジプトxxx像といったものが

ふんだんにある予感がします。

 

お隣のデンマーク大使館には足を踏み入れたことはありますが、

エジプトは未経験です。