こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
愛知県がフィギュア王国と言われたのは、シビアに見るなら、過去のことになるかもしれません。
今は木下アカデミーとかMFアカデミーとか、充実した施設が増え、力のある選手が他府県からも多数、輩出されます。
でも、やはり、愛知にはまだまだ底力があると思っています。
今年も開催された名古屋フィギュアスケートフェスティバルに関する記事、とっても良かったので、載せます↓
https://nordot.app/1265178120932147803?c=80503611818704904
家族的な温かさと、小さな頃から本物に触れる体験とで、フィギュア選手を育成する愛知の指導方針には、大いに共感します。
名フェスの立ち上げから現在に至るまで、深く関わってこられたのは、私が敬愛してやまない山田満知子先生です。
満知子先生は、フィギュア王国・愛知の象徴といっても過言ではない存在だと思っています。
そんな満知子先生にとって、やはり真っ先に浮かぶ生徒さんは、伊藤みどりさんでしょう。
上記事から画像拝借↓

みどりさんには、同世代ということもあって、親しみを感じます。
フィギュアスケートの道には色々な選択肢があることを示してくれるスケーターは近年、増えていますが、最も古くから開拓し続けてくれているのが、みどりさんだと思います。
みどりさんが満知子先生の原点になる生徒さんなら、最も年若い選手の中では、今シーズン躍進を遂げた和田薫子選手が浮かびます。
日刊スポーツより画像拝借↓

薫子ちゃんは、私が最も楽しみにしている若手女子の一人です。
中京大中京高校へ進学されるとのこと。
通信制の方ですね。
そう、フィギュア王国・愛知と、今でも言って差し支えないのは、中京の支えが大きいと思います。
中京出身スケーターは錚々たるメンバーで、中京のスケーターに憧れ、同じ学校に在籍したいとの思いから、優れた選手が入って来る流れは途絶えることがありません。
薫子ちゃんも、同じ満知子先生の門下生だった浅田真央ちゃんや宇野昌磨くんを意識しての進路だったことは間違いないでしょう。
こちらのお二人も同様に。
毎日新聞より画像拝借↓

中田璃士選手と島田麻央選手です。
璃士くんは昌磨くんに憧れ、麻央ちゃんは真央ちゃんに憧れ、中京生となられました。
スケートの拠点は他府県ではありますが、今シーズンの世界ジュニア王者と女王が共に、愛知が誇る宇野昌磨と浅田真央の背中を追いかける二人であることが、とても嬉しいです。
満知子先生は、優秀なコーチも育てられました。
樋口美穂子先生です。
美穂子先生は独立され、上薗恋奈選手や松本悠輝選手など、楽しみな選手を指導されています。
悠輝くんは、昌磨くんと重なるところがあるそうで↓
愛知といえば、安藤美姫ちゃんも大きな存在です。
美姫ちゃんのコーチ、門奈裕子さんの元にも才能ある選手が育ってきました。
こちらの記事で初めて知った選手↓
DeepEdge記事から画像拝借↓

この画像からおわかりのように、愛菜ちゃん、鍵山優真選手のお父様でコーチの、正和さんに師事することになったとのこと。
以前どこかの記事で、正和コーチが、優真くん以外の選手も指導したいと話されていましたので、どなたを指導されることになるのかなと気になっていましたが、愛菜ちゃんとは予想外でした。
愛菜ちゃんは、ずっと美穂子先生だと勝手に思ってしまっていて。
でも、正和コーチに変更と知った時、名フェスでの愛菜ちゃんから感じ取った、オリンピックにかける思いは、やはり本気だったのだと理解しました。
愛菜ちゃんといえば、トリプルアクセルをここぞの試合で決めたことで、五輪の切符を掴んだ人です。
ただ、ここ何年かはトリプルアクセルを封印してきました。
ミラノ五輪を目指すなら、トリプルアクセルの復活がマストだと、きっと彼女は感じたのでしょう。
優真くんのような、優れたジャンパーを育てた正和コーチに、ジャンプ指導を求めるのは自然な流れだったかもしれません。
美穂子先生の元で磨いた表現力に、トリプルアクセルが加われば、愛菜ちゃんも他の選手たちにとって手強いライバルになることでしょう。
三浦佳生選手が、去年の全日本選手権の女子の試合を見た時に、愛菜ちゃんの演技が良かったと思ったそうです。
たくさんの素晴らしい選手たちが出場する大舞台で、特に印象に残った選手として愛菜ちゃんの名前を挙げた佳生くんは、自分のことも他の選手のことも鋭く分析できる目利き。
そんな佳生くんの目から見ても、愛菜ちゃんの気合いと技術力が伝わっていたのかと思うと、彼女への期待が高まります。
やっぱり冒頭の言葉は取り消します。
愛知は、未だフィギュア王国です!

それではまた。