こんにちはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。

 

先日テレビ放送で見たファンタジーオンアイスの雑感を…良かった人だらけで、ちょこっとと言っても長くなりますが(笑)。

 

★画像は全て毎日新聞から拝借します★

 

やっぱりアイスショーの世界に浸る時間は格別です。

 

夢の世界にいるような感覚なので、アイスショーを見て目頭が熱くなるということは珍しいのですが、私はオープニングでこの人の姿にジンときました。

 

青木祐奈選手です。

こちらはアラジンのジャスミンを演じた時のお写真ですが、彼女の笑顔の眩しさは、一際、心に残りました(エクボが可愛らしい!)。
 
本当なら、祐奈ちゃんは、今シーズンで引退の予定でした。
 
でも、今シーズンが祐奈ちゃんのスケート人生の中でおそらく最も充実していて、そういう時にやめるのも一つの手ではありますが、いかにももったいないので、現役を続けることにしてくれて本当に嬉しかったのです。
 
そして、辛い時期もたくさんあった祐奈ちゃんがアイスショーに呼ばれるようになり、生き生きと滑る姿にオバサンの涙腺はつい緩んでしまうのでした。
 
羽生結弦くんは、このダニーボーイが好きです↓
羽生くんのスケートは、情熱的なものより、しっとりと祈りや希望など美しい気持ちを込めるようなコンセプトの滑りを見るのが私は好きで、特に今回は額を怪我して、お顔がアップになると傷テープ姿が痛々しく、そんな状態で激しい滑りを見るのは辛く、息苦しく感じられます(ただの私の感覚にすぎません)。
 
羽生くん、お怪我が多いので、ハラハラしてしまいます…どうぞお気をつけて。
 
このダニーボーイの衣装は、演技をより美しく見せるための緻密な計算を感じさせ、単にヒラヒラしているのではなく、きれいに風になびいたり、開いたりするように出来ていて、感心してしまいます。
 
そして羽生くんの演技は、動きの全てが洗練の極みで、息を呑みます。
 
西川貴教さんとのコラボのミーティアのほうがファンタジー〜で初披露で話題になったかもしれませんが、自分の好みを優先しました(笑)。
 
ステファン・ランビエールさん。
15年前のプログラムを構成を変えず滑るという変わらぬ技術の高さ!
 
確か高橋大輔くんが、ステファンはジャンプも左回転と右回転、両方できると話していたことがあったと思いますし、振りの一つ一つに意味が宿っているかのような説得力は他の追随を許さず、圧巻です。
 
個人的には、ステファンの衣装は、???と感じることが多々ありますけど(笑)、そこがまたステファンの愛すべきチャームポイントとも言えましょう。
 
田中刑事くん。
アニメの世界観を滑る第一人者と言ってもいいだろう刑事くん。
 
こちらの画像はガンダムですが、私はジャズのプログラムのほうにより惹かれました。
 
刑事くんの滑りもまた、刑事くんにしかできない名人芸の域に達しようとしていることを感じ、嬉しくなりました。
 
こちらのみ、The Answerの記事から拝借↓
 
羽生くんが「ゆづ」に戻れる存在の一人としても、刑事くんは記者さん達から注目されているのかなと感じさせるショットです↑
 
ファンタジー〜では、羽生くんが心許せる存在としてもう一人、ハビエル・フェルナンデスさんがいますね。
 
羽生くんと手を繋ぐその片側にハビ。
 
以前は去年でファンタジー〜を卒業したジョニー・ウィアーさんのいたポジションでもあります。
 
ハビのスケートも私は大好きで、ジャンプを前触れなくヒョイッと跳び、しかも鮮やかで美しいジャンプで、ジャンプを振り付けに溶け込ませるのが競技でも理想で、それをできる選手が未だに殆どいない中、ハビは現役の頃、既にそれをやってのけていました。
 
身のこなしの軽やかさ、ナチュラルさにおいてハビの右に出る者はいないのではないかと私は思っています。
 
そのハビのプログラム、ハビといえばのハビエルマンも良かったし、城田優さんとのスペイン繋がりコラボも印象に残りました(城田氏のお母様がスペインの方だったとは!)。
 
スペインでいくと宮原知子ちゃんも。
 
フラメンコは、挑戦するスケーターが多いですが、やはり民族舞踊だけあり、スペインの血を持つハビを上回ることは難しいのかなと私は感じていて、男子でハビより上手くフラメンコを氷上で表現できる人は他に思い浮かばないですが、女子はその点、比較になる対象がいなくて、ハードルが下がる部分がありつつ、それでも滑りこなせる人は少ないと思います。
 
でも、「ミス・パーフェクト降臨!」と紹介された知子ちゃん、彼女の表現は、プロになってますます幅が広がり、研ぎ澄まされていると感じますし、知子ちゃんのスケートにフラメンコはお似合いです。
 
ここにもフラメンコ、中田璃士選手。
 
…ガンバレ!
 
璃士くんは、ジャンプが得意で表現はこれから磨いていく途上にあり、年齢的にもそれでいいと思います。
 
ジャンプはやはり、できるだけ若いうちにコツを掴むほうが、年齢が上がってから習得するのは、それはもう大変な、場合によっては不可能に近いことですから(その不可能を可能にしたのが浅田真央ちゃんでしたが、彼女は例外中の例外だったと思います)。
 
細かな振り付けの中にごく短いクリムキンイーグルを取り入れているのは璃士くんの宇野昌磨くんへのオマージュでしょうか?
 
中京繋がりでいっちゃおう山本草太選手。
衣装をはだけて、コラントッテのネックレスをアピール(ってわけじゃないか(笑))。
 
璃士くんがどんな表現者になるのか、のんびり構えて楽しみにしていられるのは、草太くんを見てきたからでもあります。
 
草太くんはスケートの雄大さ美しさにかけては昔から折り紙付きでしたが、表現となると、照れが見え隠れして、もっと弾けるんだ!とオバサン心の中で何度、叫んできたことか(笑)。
 

でもその草太くんも今や、こんなお色気アピールまでこなす成長ぶり!

 

照れ屋さんは、一皮むけると大化けする傾向があるので、今はカメラを向けられると表情が硬くなる璃士くんにも必ずや目覚めの時が訪れることと思います。

 

草太くんは、スケートの基本が癖がなくきれいなので、どんなジャンルもなりきる気持ちが伴えば滑りこなせるものと今シーズンから特に確信できるようになって、ますます期待を寄せています。

 

この藤井風のマイケル・ジャクソン、マイケルの声ではなく風がカバーしてる曲というところがミソで、風のボーカルに草太くんのスケートがとてもよく合っていてナイスです。

 

そして今、愛知の期待の星といえば上薗恋奈選手。

 
ジャンプに非凡の才があるように、表現においてもそれはあると私は思っていて、恋奈ちゃんは表現において天賦の才を持っている人ではないかと感じます。
 
表現にこだわり、表現を大切にする人は、全ての技を丁寧に習得しようと心がけると思うので、私の好みからいうと、恋奈ちゃんのようなスケートへの取り組み方が理想的だなと頼もしく思っています。
 
恋奈ちゃん、notte stellataで知子ちゃんも使っていた物憂いムードのフランス語の曲を素敵に滑っていて、ちゃんと彼女のものとして表現できていたのには感服しました。
 
前に知子ちゃんのを見ていても、全く引けを取らなかったので、それは13歳という年齢からするとすごいことだなと。
 
 
この頃、気になるアイスダンスカップル、パイパー・ギレス/ポール・ポワリエ組。
 
パパシゼもいいんですけど、ギレス・ポワリエの、物語が目に見えるような明確さが近頃のお気に入りで、パパシゼがどこか神々しいのに対し、ギレス・ポワリエのスケートからは人間讃歌を感じ取ります。
 
アイスダンスは、勿論、男女とも上手なんですけど、特に男性が上手くないとトップには行けないなと全くの素人なりにも気づきつつある今日この頃で、このカップルも男性の安定感が素晴らしいなといつも惚れ惚れします。
 
…やっぱり長くなってしまいました(笑)。
 
きりがないので、ここできりをつけます。
 
 

 

 

 

 
息子弁当↓
 
第42号、鶏とちくわの旨煮、豚肉の根菜巻き、ハムカツ、ブロッコリー、ふりかけはゆかり。
 
それではまた。
 
 
 
 

 

 

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