こんにちはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
私は限られた条件の中でフィギュアを楽しむ者なので、地元以外でしか公演のないアイスショーを見ることはできません。
でもYou Tubeで一部を知ることができるので、ありがたく拝見しています。
推しの宇野昌磨選手、プリンスアイスワールドで楽しく過ごせたようで、よかったです。
https://www.nikkansports.com/m/sports/news/202404270000683_m.html?mode=all
プリンス〜で披露したSee you againは、思い入れのあるプログラムなのですね。
昌磨くんは、過去に自分のプログラムの中で好きなものをアンケートされた時に、日野龍樹くんと一緒になって「ない」と回答されていたのが強く印象に残っています。
正確には好きだったか、良いと思うプログラムだったか忘れましたが、いずれにせよ、競技用のプログラムを対象にしていたせいもあるのか、なんともきっぱりとしたお答えだったなと振り返ります。
今を全力で生きる昌磨くんは、もっと若かった時は特に、あまり過去を振り返らないところがあったのかもしれません。
龍樹くん、お懐かしい人を思い出しましたけど、彼も、表現者としては素晴らしいものを持っていながら、いかにも奥ゆかしすぎて、自分を強く主張するタイプではなかったように思われ、私はそこが好きでしたが、これもまた彼らしい回答だったなと思います。
さて、昌磨くんはエキシビションプログラムであるこのSee you againを、いま表現したらどんな感じなのか、やってみたかったのでしょうか?
…大人の滑りになられましたネ。
もともとしっとりした曲ですが、もっとしっとりとゆとりを感じさせる表現になっているように思いました。
See you againで私が忘れられないのは、デニス・テンさんが亡くなられた頃にあったアイスショーで、昌磨くんが予定していたプログラムを急きょこのSee you againに変更して滑ったことです。
その時もやはり、全身、黒の衣装に身を包んで滑られ、昌磨くんは変更の理由を公表されませんでしたが、明らかにデニスへの哀悼の意を滑りに込めたことが見る者に伝わり、そのさりげない配慮に、私はますます昌磨くんが好きになったんだったことを懐かしく思い出しました。
懐かしくといっても、そんな大昔の話ではないんですが。
https://dot.asahi.com/articles/-/42454?page=1
当時を思い起こせるこんな記事もありました↑
プリンス〜では高橋大輔くんも一緒で、昌磨くんにとってはリラックスして楽しめるショーなのだろうなと、インタビューの雰囲気から感じ取りました。
大ちゃんは、すごい人なのに本当に気さくなお人柄で、最近ではバラエティー番組にもよく出演されていますが、喋りも面白く、場を和ませ楽しませることのできるエンタメにぴったりのキャラクターをお持ちだなと活躍を嬉しく拝見しています。
昌磨くんも、彼にしか出せない面白い味があると私は思っていて、それはズバリ、真っ正直な人柄。
正直者はバカを見るという言葉もありますが、正直者も突き詰めると、誰にも犯すことのできない最強の武器になるのかもしれないと私はこの頃、思うようになりました。
そう思うようになったきっかけの一人は、間違いなく宇野昌磨くんです。
プリンス〜でのインタビューでは、ぶっ飛んだ発言があり、私は声を大にして笑ってしまいました。
昌磨くんは、音楽のジャンルがわからないのだそうで、クラシックもミュージカルも、果てはJポップも、何かわかっていないのだと、正直に打ち明けていました。
前の人たちが好きなミュージカル音楽は何かと聞かれ、思い入れたっぷりに答えた後で昌磨くんにも同じ質問が回ってきたわけですが、知ったかぶりして適当に答えるのではなく、わからないと言えること、普通それは大人になるほど難しいことだと思います。
でも、それを言ってしまう昌磨くん。
昌磨くんは、よく知らないことについて発言することは避けようとする傾向があります。
池江璃花子さんが白血病になられた時、コメントを求められたことがありましたが、その時も昌磨くんは白血病について知らない自分が発言する権利はないと答えました。
正直であることは、誠実さや思いやりの深さにも繋がっていくことがあるのを私は昌磨くんを通して知りました。
話が少しずれましたが、とにかく昌磨くんには、音楽については知識としての把握はあまりなく、しかしそれを滑りで表現することにかけて非凡の才能を持っている不思議さがあります。
そういえば、昌磨くんはどんな音楽か予備知識を得ることや、滑る音楽のタイトルを覚えることには無頓着でいらっしゃいました。
音楽タイトルについては、
「僕は覚えないので」
と、きっぱり言い放ってらしたこともあり、私はその時も目が点になったものです(笑)。
でも、人は変わっていくものでもあると、昔のプログラムを滑った今回の昌磨くんを見て感じ、これからどんな変化を遂げていくのか、なんだかドキドキします。
こんな情報も来ましたネ↓
https://mainichi.jp/articles/20240427/k00/00m/050/022000c
ワンピースオンアイス、珍しく東京はスルーして、去年、横浜と名古屋で開催されたアイスショーでしたが、大好評でしたので、せっかくだから東京(正確には千葉)でもやっておこうとなったのでしょうか?
昌磨くんは名古屋人なので、昌磨くんが主役のアイスショーだから名古屋でやってくれたと勝手に理解していますが、この特典、今後も消失しないことを地元から出られない私は願っています。
昌磨くんがメインのアイスショーは、今後もぜひ名古屋で開催してくださーい!
と、どこに向かって叫ぶといいのか、わかりませんけど(笑)、けっこう真剣に願っていることです。
ちなみに正直者といえば、我が家の息子も。
もう大学生ですが、私と夫にとっては幾つになっても子どもなので、未だに夫は鯉のぼりと五月人形の兜を出します。
出そうとすると、土日に雨だったり用事が入ったりして、なかなかできなくて。
この兜は父母と一緒に見に行って、猛々しさよりもどこか優雅さを感じられるところが気に入って選んだものです。
差し色のように印象的に使われているオレンジ色は、偶然にも息子が好きな色で、人からも似合うと言われている色でもあり、彼のラッキーカラーと言っていいように思います。
愛すべき正直者たちを、私はこれからも応援します。
今日はこれで。