こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。 

 

 世界選手権、男子については、複雑な思いがたくさんよぎった今大会でした。


それに対し、女子はストレスやモヤモヤがなく見ていられました。


その大きな一因となったのは、やはり坂本花織選手の優勝と3連覇の達成だったと思います。


日本スケート連盟インスタより拝借、かおちゃんと中野園子コーチ↓


かおちゃん、おめでとうございました!

中野コーチは、以前、かおちゃんに伊藤みどりさんの再来を望むような発言をされていたことがありました。

確かに、かおちゃんほどのダイナミックなジャンプを跳べる選手なら、トリプルアクセルを習得できたら、みどりさんのジャンプにも負けないスケールの大きなジャンパーになられることだろうと思います。

結局かおちゃんは大技習得より、持てる技の全てのクオリティーを高める戦略を選びましたが、彼女が冷静に自分のスケートと向き合って出した結論が世界選手権3連覇を導き、この偉業はみどりさんも達成できなかったことだったという事実は、かおちゃんの選択が正しかったことを物語るものだと思います。

まだまだ現役続行のかおちゃん、今後は封印していた大技にもチャレンジする可能性だってありそうです。

そして、かおちゃんは北京オリンピックの時も私にとって救いの女神でした。

オリンピックの競技期間中にカミラ・ワリエワ選手のドーピング違反が発覚し、かつてロシアが国ぐるみでドーピングを行ってきたこと、エテリコーチのチームからばかり4回転やトリプルアクセルジャンパーが次々と輩出されていることから、もしエテリチームが表彰台独占となったら、申し訳ないけれど、全く疑うことなく選手たちを祝福できる自信が私にはありませんでした。

そこに、クリーンであることがはっきりしているかおちゃんが割って入り、みごと3位表彰台だったことで、私の気持ちがどれほど落ち着き、心からの喜びを取り戻せたことか。

 

 今回の世界選手権でも、有言実行で、4位から逆転して3連覇を成し遂げられ、個人的な思いではありますが推しの宇野昌磨選手が3連覇とならなかっただけに、かおちゃんだけでも達成してくれたことが嬉しく、ホッとしたのでした。


ちなみに私は、昌磨くんが3連覇しなくても残念ではありましたが応援する気持ちに変わりはありません。


今後、彼がどんな選択をするにしてもです。


さて、かおちゃんですが、私は今シーズンのかおちゃんのプログラムが今までの中で一番すきです。


毎日新聞より、フリーのフィニッシュポーズ拝借↓

このフリーはミステリアスな、ショートは生まれてくる生命を慈しむような、それぞれの女性像をみごとに表現し、演じ分けています。

ショートは首位ながらフリーで崩れて4位に終わってしまったルナ・ヘンドリックス選手も、かおちゃんと共通するテイストを持った素敵なスケーターですが、今シーズンはショートとフリーのプログラムが似通ったノリで、彼女の新しい魅力を引き出してくれる部分が欠けていたように私には感じられました。

そのため、ノーミス演技だと流石の圧倒的な存在感が輝きますが、ミスをして精彩を欠いてしまうと、プログラムの魅力が後押しとなっていかないぶん本来の彼女の魅力が伝わりきれなかった気がします。

毎日新聞より拝借、メダリストの皆さん↓

金メダル 坂本花織選手

銀メダル イザボー・レヴィト選手

銅メダル キム・チェヨン選手


おめでとうございます!


今回のイザボーちゃんに感じたこと。


毎日新聞から拝借↓


大急ぎで大人になってしまったような感じといいますか、印象がかなり変わったと思いました。


体型が変わられたように感じましたし、メイクも一気に濃くなられたような。


メイクは、イザボーちゃんに限らず、シニアのキャリアが浅い若い選手が大人っぽくなろうとして、失礼な言い方になり恐縮ですが、一時的にケバくなる時期があるように前々から思っていて、そのうちメイクの腕が上がってより美しくなっていかれる傾向を感じており、イザボーちゃんもその過渡期にあるのかなと勝手に思っています。


私はイザボーちゃんの表現の緻密さには感服していて、魅せる演技がこの若さで既にほぼ完成の域に達しているとすら感じています。


あとは、できればジャンプのフォームの癖が直ればな、と…あくまで個人的な好みの話ですが。


その点でいうと、チェヨンちゃんは、とても気持ちのいいスムーズなジャンプで、難しいことをしれっとやってのける大物感があり、滑りのタイプも私好みです。


演技の動画ではなく、写真を見て、この人いい!とビビッときた初めてのスケーターがこのチェヨンちゃんでしたが、初めて彼女を見た衝撃のあの頃から短期間で一気にトップに駆け上がってきた印象で、このまま順調に伸びていってほしいと期待しています。


女子は大技を持つ選手が男子ほどまだ多くないので、技がバランス良く美しくミスなく行える選手が表彰台を飾りましたが、千葉百音選手もミスなく滑ることができれば高く評価される質の良さをこの世界選手権でも証明した選手だと思います。


誰が見てもシンプルに美しいと思える百音ちゃんのスケート。


毎日新聞↓

百音ちゃんのことは長光歌子先生も注目されていたそうで、現在のコーチの濱田美栄先生も、彼女の滑りの美しさを指導するうえで損なわないよう大切にしていこうと思われたようです。

百音ちゃんも大技の習得を目指しておられるようですので、楽しみです。

そして、大技にチャレンジし続ける勇者の1人が日本人選手であることを誇らしく思います。

毎日新聞よりフリーの吉田陽菜選手を拝借↓

陽菜ちゃん、世界選手権は来シーズンの枠取りがかかるためでしょうか?必ずチャレンジしていたトリプルアクセルをショートでは外しました。

そしてフリーではチャレンジして、降りています。

ずっと跳び続けるには、大きな覚悟がいるのでしょうね。

前例がないとさぞ心細いことでしょうけれども、浅田真央ちゃんというお手本がいてくれることで、どれだけ陽菜ちゃんも勇気づけられていることかと想像しています。

毎日新聞よりフリーのアンバー・グレン選手↓

陽菜ちゃん、同じトリプルアクセルジャンパーであるアンバーには親近感を持っていたことでしょう。


今回、2人はお話することができたようですね。


トリプルアクセル談議に花が咲いたのでしょうか?


私はアンバーのこのエクソジェネシスがとても好きです。


エクソジェネシスという曲は、名演技が生まれやすい曲そのものの魅力があるのか、私がこの曲が好きだからこの曲を使ってる演技が良く見えてしまうのか、わかりませんけど、豪快な滑りのイメージだったアンバーがエクソジェネシスでしっとりと滑る姿にまた新たな魅力を見たように思いました。


私はかつてトップにいた選手が、表舞台から消え、また現れるのを見ると、特別ファンじゃなかった選手であっても、俄然、応援したくなる質で、今回、出てきてくれて嬉しかったのはユ・ヨン選手でした。


北京オリンピックの後、お父様を亡くされたとの情報があったように思いましたが…怪我をされたりと色々ご苦労があったのでしょう。


とてもゴージャスなトリプルルッツ+トリプルトーループは健在で、よく戻られたなと胸打たれました。


長くトップを維持することがいかに大変なことかを、かおちゃんからは勿論のこと、浮き沈みを経験した選手からも窺い知ることができます。


話は尽きませんが、今日はこれで。


https://mainichi.jp/graphs/20240323/mpj/00m/050/044000f/20240323mpj00m050079000p 




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それではまた!