こんばんはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。
全日本選手権までのカウントダウンを始めるかたも多いと思いますが、私まだグランプリファイナル(笑)。
海外選手も、シングルは一応、全員のお名前を出せたと思いますが、フリーに関して女子はまだしっかり喋ってなかったかもしれません。
女子の表彰台は、1、3位は我らが日本、そして銀メダルはショートと変わることなくルナ・ヘンドリックス選手でした。
坂本花織選手と同じく、大技はない代わりに全ての技のクオリティーを高くすることで勝負してきた選手です。
ダイナミックな滑りも、かおちゃんとタイプが似ていると思いますが、ルナは体操選手のようなキビキビした動きが持ち味で、私は昔、新体操を好んで見ていたこともあり、新体操を連想させながら楽しませてもらっています。
ルナと同じくベルギーのニーナ・ピンザローネ選手は、ルナとは違う魅力のミステリアスなムード漂う大人な演技ですが、まだ17歳なので、今後、大技を入れてくる可能性もあるのかもしれません。
イザボー・レビト選手も、年齢的に大技にチャレンジする可能性もあるでしょうけれども、彼女のプログラムの完成度の高さは格別で、個人的には大技を入れるにしてもそのクオリティーが損なわれないようにと願います。
ショートで崩れたイザボーは、フリーではノーミスで、あの明るい笑顔が戻り、ホッとしました。
男子では既にイリア・マリニン選手が一人、異次元のジャンプを跳び、あれをやられると誰も勝てないというところまで来てしまいましたが、女子の勢力図も、今後は変わっていくのだろうなとの予感を強くする今回のファイナルの結果でした。
悲願のファイナル優勝を遂げたかおちゃんのスケートは唯一無二、大技がないと外野が騒いでも、耳を貸すことはありません。
出場資格すらクリアできていない国の人たちが何を叫んだところで、そもそも評価する権利もない立場にあることを、むしろ自覚してほしいものです。
…ただ、現実を見つめた時、ジュニアの追い上げる勢いは目覚ましく、島田麻央選手はとうとうトリプルアクセルと4回転トウループの大技をファイナルで決めました。
他のジュニア選手も、大技ができる人は限られますが、日本でも韓国でも、女子ではその次に難易度が高いトリプルルッツからのコンビネーションジャンプを当たり前のようにミスなく跳ぶ選手だらけで、今のシニア選手は、正直、ルッツに課題のある選手が目立ちます。
今回、トリプルアクセルを着氷して銅メダルを獲得した吉田陽菜選手も、4回転トウループを持つ住吉りをん選手も、最近までジュニアにいて、今の世界情勢にマッチした訓練を受けて来たであろう選手たちで、ルッツもきれいに跳べるうえ、他の技も満遍なく高いレベルでこなせるので、シニアのベテラン選手たちはうかうかしていられない状況にはなっており、いつ勢力図がひっくり返るかわからないところまで来ているように感じています。
でも、かおちゃんには頑張ってもらいたいですし、彼女のスケートは、今、最も円熟味のある良い状態にあり、まさに女王にふさわしい風格も漂っています。
私がファイナルを見ていた時に、ふと気まぐれに寄ってきた息子が、ちょうどやっていたかおちゃんの演技を見て、前と全然ちがうと驚いていて、たまにしか見ない人でも、いかに彼女のスケートが上手くなったかが一目でわかるわけで、坂本花織というスケーターがさらなる高みに達した証はこんなところからも伺えるのです。
そして、なんといってもかおちゃんは、女王にふさわしい人柄を持っています。
試合が終われば、皆を明るく盛り上げる優しいお姉さんのかおちゃん。
お名前は省略されていますが、日本選手に混じってはにかむような表情で輪の中に入っている黒い練習着の女の子は、韓国のシン・ジア選手でしょう。
かおちゃんの気さくで、若い選手たちに対する温かな振る舞いを、彼女が世界女王になる前から私はずっと見てきましたが、世界一になっても変わらぬかおちゃんの姿は、年下の選手たちの模範になっているに違いありません。
昨シーズンスターウォーズのレイア姫を演じた陽菜ちゃんは、お次はとエキシビションではダース・ベイダーに扮してノリノリで滑っていますが、多分、初披露の時の演技を私は拝見しています。
色んなものを演じ、表現の引き出しを増やしていってるようで楽しみです。
脱線してしまいました(笑)。
昌磨くんも、気さくに若い選手たちとの交流を楽しんでいて、こういう関係っていいなと思います。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/2023121200002-spnavi?p=1
↑こちらで昌磨くんが話しているように、フィギュアスケートは人の嫌がることをしないスポーツで、己との戦いだと、なるほど確かにそうだし、私もフィギュアのそんなところが好きなのだと思います。
https://mainichi.jp/articles/20231211/k00/00m/050/285000c
この昌磨くんがたどり着いた境地も、今の立ち位置だからこそ、あとはもともとの昌磨くんの持っているご性格でしょうか…?
三浦佳生選手も、ファイナルでは恐ろしいまでの底力を見せてくれて、ほんとに応援しがいのあるスケーターですが、胃腸炎を患って流石にエキシビションはお休みでした。
今ではすっかりお元気なようで、ホッとしています。
地元応援の私は、こちらを記録用に残したく↓
https://www.youtube.com/watch?v=xbgxjXLwVW4
地元選手が大活躍でしたからね。
上薗恋奈選手も、初めて見たのが生の演技で、その時から光るものを感じて楽しみにしていた選手だけに、順調に上がってきてくれていて嬉しいです。
ところで最後の最後で、すごく細かいこと指摘しちゃっていいですか(笑)。
コロナ禍を過ぎ、演技後にリンクにぬいぐるみが投げ込まれる風景が戻ってきましたが、あれは、すごい量のぬいぐるみを投げ込まれた後に滑る選手はアップがしにくくて災難かもしれませんけど、ぬいぐるみ拾いをする子どもスケーターにとっては、とても貴重な経験になり、今後のスケート人生にも大きな影響を与えるものになっていく側面も見逃せません。
プレゼントを拾う係に選ばれた子どもたちが後に自分がぬいぐるみをもらえるようなスケーターへと成長するというケースはよくある現象のようです。
で、本題?、このグランプリファイナルでは、子どもスケーターが選手に直接、自分が拾ったぬいぐるみを受け取ってもらおうと積極的に近寄っていく場面が目立ちました。
しかし、多分ですが、あれ、クレームが来たか、指導者か開催側が自主的に注意したか、あったんじゃないでしょうか…?
というのも、ショートではあんなにあったのに、フリーでは、ぱたっとなくなりましたので。
実際どうだったかは、わかりませんけどネ。
これで締めるのも、なんだかな〜と思いつつも、グランプリファイナル話は、この辺でお開きにしましょうか(笑)。
★画像拝借、注釈がないお写真は全て毎日新聞から引用しています。ここでまとめてご報告。
https://mainichi.jp/graphs/20231210/mpj/00m/050/032000f/20231210mpj00m050025000p
素敵なカメラワークに感謝!
こちらも追加↓
https://mainichi.jp/graphs/20231226/mpj/00m/050/068000f/20231226mpj00m050037000p
楽天のお買い物↓
クリスマスが近いので、自分や家族が欲しいものをpickしてみました(笑)。
スケッチャーズの靴、触らなくてもスッと履けるとCMでやってるのを見て、気になっています。
息子はプラモデル。
ケンメリと呼ばれるGT-Rですが、息子が欲しいのは限定色ので、これではないんだそうで。
車もまた、フィギュア同様、ハマると奥が深いですよね〜。
それではまた!