こんにちはアートセラピストkokoanです。


暑すぎる毎日にはバテないよう注意ですが、外の暑さにも負けない熱い思いを持った人たちが、昨日はそれぞれの場所でがんばった1日でした。


私の場所、それはアートセラピーをする空間。


1人で黙々と準備していると、気持ちが引き締まりました。



この空間で、一期一会の尊い時間を共有してくれる人たちと、その人たちが生み出す素敵な作品たちと触れ合うことで、私は生きる喜びを味わってきました。


子どもも大人もみんなで、自由にアート表現して遊ぶ、アートセラピーワークショップ。


昨日は様々な年齢層の人たちが集まり、思い思いに作品づくりに取り組まれました。





お題は特になく、目の前にある材料を好きなように使い、好きなようにものづくりをしてもらう、ほとんど縛りのない場で、初めての方もさして戸惑われることなく、手を動かしていました。


人はみな、アーティスト


こういう場を見ていると、その実感を強めます。


一応、画用紙に切り抜きを貼って1枚の絵にしていく、コラージュをやりましょう、との呼びかけでしたが、しょっぱなから「やらない」と主張した参加者さんがいて(笑)。


実は、それ、OKです。


コラージュをつくる場所、というより、アートセラピーの場は、自由にありのままに過ごすことを、なるべくできるところでありたくて。


結局、気が向いてきたのか、つくってくれました(笑)。


その、ワークショップ最年少の参加者、Tくん(3歳)は、青い画用紙がいい、と選んで、ちょっと不思議な迫力を感じる、すごい作品をつくってくれました。


でも、写真不可でしたので、残念ながらここでお見せすることはできません。


お願いしたものの、写真を撮ったりブログに載せることには最後まで首を縦に振ってくれなかったので、自分の意思表示がしっかりできて、頼もしい男の子だわ〜と感心しつつ、私はさわやかに諦めました(笑)。


さて、ここからは掲載許可をいただいた作品のご紹介です。


4組のかたがご参加くださいました。


その中の一組、5人でお越しのグループの方々の作品をご覧ください!


いちばん最初に完成作品を見せてくれたのは、小学4年生のC君↓

(サインは個人情報になるので隠させていただきました)

海の中のお魚のおうちとのこと。

愛らしくも表情豊かな魚たちを見ていると、こちらが心癒されて、楽しい気持ちがどんどんわいてきます。

海の泡を青い丸のシールで表現する工夫もすばらしいです。

色数を絞った洗練された作品で、すてきな色彩センスも感じさせてくれます。

こちらは、C君のおばあちゃま、Hさんの作品↓

お好きなラベンダーカラーの色画用紙を選び、お好きなものを貼っていかれたとのこと。

いつも明るい色彩を使って華やかな作品に仕上げられるHさん、今回もその特徴は健在で、ただ、今までに比べると、貼ってある1つ1つの切り抜きが小さく、細かい作風になっている、とご自身で気がつかれたようでした。

今までとの違いに気づくのは、何か変化の前触れのこともあるでしょうし、その日の気分に影響されることもあるでしょう。

作品からどんどん気づきを得て、その意味を考えることもアートセラピーの醍醐味です。

コラージュをつくる、にはこだわらないと先ほど申しました。

自由な発想で何かをつくり、楽しいことが一番。

そう思っていたら、なんと、立体アートが立て続けに登場しました。

こちら、C君のお姉さん、中学2年生のRさん↑

ものすごい集中力、いちばん最後まで作品づくりに没頭し、とうとうやり遂げました。

白と黒の世界…引き込まれます。

鉛筆はないかとのお尋ねがあり、アートセラピーではあまり使わないほうの画材で、申し訳ないことに用意してなく、鉛筆は消せるからいい、とのRさんの言葉、勉強になりました。

この白黒の部屋は、誰が何をして過ごすための部屋なのでしょうか…?

それとも何かを象徴するものなのか…Rさんからもっと詳しくお話をうかがいたかったです。

Rさんのお友達、アートセラピーは初めての中学2年生Y.Sさん↓

ほっこり…という言葉がぱっと浮かぶ、かわいらしい世界。

一目瞭然、ハンバーガーショップですが、お好きだとの小鳥さんをはじめとする手描きの絵、優しい色使いなどから、Yさんのお人柄が表れているかのようで、こんなお店あったら絶対、癒やされるわ〜と思いました。


同じくRさんのお友達でアートセラピーは初めての、Y.Oさん↓

なんと、モビールのようなものが登場!

コラージュワークショップやってて、こんな作品を見ることになろうとは夢にも思いませんでした(笑)。

好きなキャラクターを、吊るしたくなった、という動機と、C君がワイヤータイの表面をむいて、針金をむき出しにしたこととが結びついて生まれた、ある意味コラボ作品みたいなところもあったりして。

よくパンやお菓子の袋を閉じるとか、ラッピングなんかに使われますね。

まさか、これの中身をむいて針金を使うなんて…大人はなかなか思いつけないかもしれません。

…以上、5人グループでいらした皆さんの作品紹介でした。

5人中、3人はファミリーでしたが、お友達のお二人も、まるで家族のように、皆で和気あいあいと過ごされていた姿に、こちらも和みました。

まずはここで一呼吸。

作品紹介、まだまだ続きます!

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