こんにちはフィギュアスケート好き主婦kokoanです。


THE ICE、各会場でどんどん盛り上がりを見せていますね。


私は足を運んだ愛知公演1つを反すうしながらこの暑い夏を乗り切る予定です。


記憶が鮮明なうちに次々と記事をあげられるバイタリティーもなく、ゆるゆるあげていきますが、よろしければお付き合いくださいませ。


さて。


THE ICEのお楽しみといえばグループナンバー!


…ですが、私は苦手です。

 

皆さんどうやって見てるんでしょうか?


絶対すべてを見ることは不可能ですよね。


動きも早いし、同時多発状態で、どこから見ればいいのかオタオタしているうちにグループナンバーが終わってしまうという…。


だから皆さん、何公演も見たり、配信で繰り返し見たりされるんでしょうね…。


私は、苦手なりにも、少しコツを掴みつつあります。


まず、特に見たいスケーターを絞り込み、その人たちの動きは常に意識します。


例えば私の場合だと、宇野昌磨選手に高橋大輔さん、初めて生で見るキーガン・メッシングさんにルナ・ヘンドリックス選手、女子でイチ推しの三原舞依選手に、笑顔がチャーミングなチャ・ジュンファン選手(シャレではありません)、と、これだけでもチェックが大変なのですが、まあせいぜい、メインで追いかけるのに、この人数くらいが限界かと。


ただ、お目当てばかり追いかけてそちらに集中しすぎると、目の前でやってくれる素晴らしいパフォーマンスが全てフイになってしまいますので、近くに来てじっくりパフォーマンスしてくれるスケーターには注目。 


つまり、近いところと遠いところをこまめにメリハリをつけながら見る、という、かなり高度で機敏さが必要なスキルを鍛えていくしかありません。


そして、いい瞬間がどれだけ見られるかは、ある程度、運です、身も蓋もないけど。


今回、私は、まあまあ、追いかけられたつもりです。


オープニングで昌磨くんの姿を見つけた時の嬉しさ。


坂本花織選手が、パートナーになっていたジェイソン・ブラウン選手とアイコンタクトを取りながらさあーっと滑り抜けていった瞬間。


…ちなみに、このお二人は去年のTHE ICEで似合いすぎる吉本新喜劇を披露してくれてから定番の組み合わせになってしまってるとか?!


こちらですね(笑)THE ICEインスタより↓


かおちゃんのショルダーバッグが、リアリティーを出すのにすごくいい味わいになってました(私物?!)。


今回は、ちゃんと真面目なグループナンバーでのパートナーでしたよ。


オープニングを飾るグループナンバーですが、そこでリーダー的な存在だったのは座長の昌磨くんではなく、ジェイソンだったのが新鮮な驚きでした。


今年のTHE ICEの振り付けは佐藤有香さん。


THE ICE公式ページより↓


有香さんといえばスケーティングだけで観客を引き付けることもできる上質な滑りの持ち主でしたが、そんな有香さんは、やはりジャンプ偏重のフィギュアには異を唱え、プログラムとしてのクオリティーの高さを重視している方との印象で、そんな彼女がジェイソンのスケートを高く評価しているとしても不思議ではなく、オープニングは、まるでジェイソンが主役みたいなプログラムになっていました。


ジェイソンのインスタより↓


輪の中心でソロでスピンをしていたのは、ジェイソン。

そして、ナンバーが終わりに差しかかってスケーターたちがはけていく時、いちばん最後に残ってご挨拶したのも、ジェイソン。

昨シーズン、あちこちのアイスショーで引っ張りだこだったジェイソンは、現役選手でありながら既にショーマンとしても特別な存在になったのだなと、あのナンバーで改めて実感しました。

今年の振り付けには、ちょっと違うテイストを感じ、そこに振付師としての有香さんの個性を見たように思ったのは、スケーターの組み合わせのユニークさ。

意外な組み合わせのスケーターたちに変わったことをさせる、これは有香さんの得意とするところかも。

例えば過去には、こんなのとか(シスメックスから拝借)↓
島田高志郎選手のハーレム状態って、新鮮でした(笑)。

シングルのみならずペアの経験もある有香さん、カップルのスケーターたちの、パートナーをちょっとだけ変えて滑るとか、アイスダンスとペアを一緒にして、やっぱりちょっとだけパートナーを変えたり、男性だけで手を繋いだり絡みを持たせるような滑りを入れたり、遊び心満載の楽しい振り付けが散りばめられていました。

THE ICEインスタより↓

ここ何年か、THE ICEのスケーターは男子のほうが多めでしたが、今年の女子は更に少数精鋭との印象。

少ない貴重な女子だけに、三浦璃来選手も入れてあげたらいいのに…とちょっと思ったり。

シスメックスインスタから拝借↓
この画像を見ていると、それぞれの個性を感じつつ、マディソン・チョック選手や村元哉中ちゃんの見せ方は流石だなと思います。

女子のみのナンバーは、わりとオーソドックスだった印象です。


斬新だったのは、昌磨くんとネイサン・チェン選手とのコラボで、男性どうし、手を取り合ったり、カップル競技で見るのに近いような振り付けが入ったりしていて、特にそこの部分を取り上げてファンの間で話題にもなってた様子。


↑昌磨くん、この髪型ちょっと珍しいですね?

耳周りが妙にスッキリしていて、髪にゆるくウエーブがかかっていた今までのイメージからすると、だいぶ直毛に近くなってる感じがします。

散髪したばっかりでーす的な(笑)?

演技が濃ゆい分?さっぱりしててよいです。

こちらのコラボ、前回の二人のコラボの続編のようでいながら、かなり、昌磨くんが表現者としてまた一皮むけようとしているような演技だったと思います。


もともと上体の使い方に独自の味わいがある個性派の表現だった昌磨くんですが、どうやったらあのような動きになるのでしょう?と凝視せずにはいられない、謎の柔軟性と表情のつけ方の多彩さが、びっくりするくらい向上していました。


画像は2人のさわやかな友情を感じる一場面ですね。


ちなみに、演技は素晴らしいのですが、衣装は何故あのような??


お二人とも似たような色目で、それぞれの個性を引き立たせるべき衣装が、逆に封じ込めてしまっているかのように思えました。


正直に言ってしまうと、似合う色とは、お二人とも言い難く感じ、プログラムにふさわしい衣装と思えなかったところは残念でした。


個人の感想です、悪しからず。


宴もたけなわといった調子で、終わりのほうの男子のグループナンバーは、はっちゃけてたイメージが去年のTHE ICEにはありました。


しかし、今年は、更にハチャメチャ感が増していて、楽しいけど、何を表現してるのかよくわかりませんでした。


ナレーションのかたが「…スシー!!」と叫ぶのが聞き取れた時に、お寿司??…今年も海か〜なんてうっすらと思いました。


毎日が発見ネットから拝借、去年のTHE ICE↓


海の男っぽいイメージの和装衣装だったな〜と思い出しまして。



スシメンバーの一部(笑)、ジェイソンインスタより↓


この衣装からしても、言われるまでスシは連想できませんでしたね〜。


あ、アメリカなんかにあるスシレストランなら、まだピンとくるかも。


有香さん海外生活、長いし(笑)。


だがしかし、


…これ、たい焼きではありませんか(笑)??

THE ICEインスタより↑

この場面はスリル満点でした↓
THE ICEインスタより↑

キーガン・メッシングさんがケヴィン・エイモズ選手の上でバックフリップ!

軽々とやってのけていましたが、2人とも一歩まちがうと危険ですよね。

たい焼きの被り物をしていても笑えず、真剣に見ました。

お互いに信頼していないとやれない技だと思います。

今年のTHE ICEは、特にバックフリップのできるスケーターがたくさん集まってきていて、バク転大会なの?と思うくらい。

ネイサンも、アダム・シャオ・イム・ファ選手も、このキーガンも、惜しげもなく披露してくれていました。

バックフリップは試合では禁止なので、アイスショーでしか見られない技ということで、大盤振る舞いしてくれたでしょうか?


全体的にはこのスシナンバー、謎は多いながらも、ショーらしい楽しいノリのグループナンバーでした。


ちなみに、たい焼きの被り物、人気(笑)?

シスメックスインスタより↑


三原舞依選手とチャ・ジュンファン選手、珍しい組み合わせ。


更にちなみに。


このたい焼きの被り物、これよりずっと前に見たことがあるような?


…そう、なんの試合か忘れましたが、エキシビションの時に、バックヤードで三浦佳生選手も被っていましたよ!!


全く同じ物かはわかりませんが、確かに佳生くんもたい焼きくんになってました(笑)。


THE ICEのダンスバトルなんかも、衣装は使い回しのもありますよね。


見たことある、あの衣装、って、毎年、思いますもん。


前も見た、というのは、決してマイナスイメージではなく、過去のTHE ICEを懐かしく思い出せたり、同じ衣装を別の初めての人が着るとどうなるのかを見るのも楽しみになります。


盛りだくさんのTHE ICE、個人のプログラムについても、もちろん語っちゃいます!


のんびりペースではありますが、よろしくどうぞ。


ではこの辺で。